愛本駅

 

 愛本駅は黒部川が扇状地に出る直前に位置する駅で、旧宇奈月町役場の最寄り駅である。
 その割にはこのうち捨てられた感はどうよ。役場の最寄り駅ってどこもかなり力が入った立派な駅なのだが?
 まあ宇奈月町は宇奈月温泉にひちすら力を入れていたので、最寄り駅は眼中になかったのかもしれんね。

 人家がないわけではないが、街と言えるほどのものでもない、という微妙な立地環境の駅である。

 

愛本駅 駅舎

愛本駅 駅舎

 

 裏に変電所が見える。かなり大規模なものである。
 補修はされていて外壁などは比較的新しいが、形そのものはかなり古そうである。凝った屋根の形がそそる

 

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愛本駅 駅舎内

 

 駅舎内。立派な木のベンチが。

 

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愛本駅の廃ホーム

 

 行った時期のせいかもしれないが、この廃ホームは苔むして佇まいが素晴らしい。手入れされているのかな?
 対面の線路は撤去されているが、枕木だけ残っている。良い感じ♪

 

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愛本駅 廃ホームから駅舎

 

 廃ホームから駅舎方向。黒部川を向いている。
 駅舎の向こうに見える踏切は、現在は渡ったこちら側に何もないため、封鎖されている。
 こちら側は森が雰囲気良くて、キャンプでもしたら気持ちよさそう。

 

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「おごらない」って何だ??

 

 ホーム上の待合室にこんな看板が。

 「おごらない」って何だ??ジュースを友達におごってやったらいけないのか?それとも「俺が一番足が速いんだぜー」って驕ってはいけないのか?でもなぜホームで?

 聞いてみた。
 おごるというのは富山の方言で、「騒ぐ」という意味だそうだ。それも大人には使わない、子供がハイテンションを自分で抑えられなくなって騒ぐ、あんな状態を言うのだそうだ。
 それも県東部から西部まで富山県全域で使われている言葉らしい。何故か富山市の人だけ知らなかったが。
 そんなこてこての方言を・・・

 

 

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