新宮川駅
下段(しただん)駅は釜ヶ淵駅の上り方面の隣駅。下段があるからには上段という地名もあるのだが、上段は地鉄沿線からは離れた場所にある。しかもかなり遠い。
大正2年開業の駅だそうだ。
下段駅 駅舎 |
この駅舎も開業当時のものが使われているらしい。ただ入り口はアルミサッシに付け替えられている。
この板を貼り合わせた壁、好きだなぁ。
奥に張りだした部分は駅員の事務室等があったところで今は使われていない。
この駅前広場、車は入って入れないことはない、という程度の広さだが、転回が難しいし2台入ってくるとそれもほとんど不可能になるので、事実上車での送迎は難しい。
下段駅 駅舎内 |
駅舎内。
出札口は比較的丁寧に塞がれている。無造作にベニヤで塞がれている駅も多いのだが、この駅では板も少し高そうな板である。
この作り付けのベンチなどは当時のままなんだろうなぁ。
下段駅 ホーム |
この駅はホームが素晴らしい。板張り壁のホーム上屋は、これは古い建物である。
シンプルな片面1線のホームに真っ直ぐ延びた線路、と素敵なシチュエーションである。
となれば写真も1枚も撮ってみたくなるよね?
下段駅 ホームに電車が到着 |
上り電車が入ってくるところを撮ってみた。
「しただん」の看板も入れたかったが、白線を踏み越えないと画角に入らないので泣く泣く断念・・・