月岡駅

 

 月岡駅は上滝線にある駅で、富山の市街地を離れて周囲が田園風景になったあたりにある。手前の開発駅(かいほつ、と読む)あたりまではまだまだ市街地だからね。
 この月岡駅は、富山地方鉄道を舞台にした「Railways -愛を伝えられない大人たちへ」という映画のラストシーンで使われた駅である。ラストシーンではかなり上空からこの駅を俯瞰したようなシーンになるのだが、どうやって撮ったんだ?この近辺には2階建て以上の建物はないぞ
 クレーン車か何かでカメラを上げたのかなぁ。
 それはともかく、春の立山連峰を背景に青一面の田んぼの中を一直線に伸びる線路、その中にぽつんとホームがあって、なんとも田舎らしい良い光景である。この駅をラストシーンに持ってきたのも判る。

 俺も空から撮りたい・・

 

月岡駅 駅舎

月岡駅 全景

 

 月岡駅の全景である。左手に駅舎というより民家っぽい雰囲気の駅舎、その右手に島型のホーム、さらにその右にパークアンドライドのための駐車場がある。
 ちなみにこの月岡駅は上滝線の南富山から岩峅寺までの唯一のすれ違い可能な駅である。他の駅は全て単線のままだからね。

 駅舎にアクセスする道は、この撮影地点の道は狭くて車の通行は不可能。駅舎の左手には辛うじて車が通れる道がある(すれ違いはとても無理)。
 また駅舎の向こう側には駐輪場がある。
 駅舎側には車を駐車するスペースはないので、送迎の車などはパークアンドライドの駐車場に停車することに。

 

月岡駅 駅舎内

月岡駅 駅舎内

 

 駅舎の中の待合室はこんな感じ。駅舎の大きさの割には狭いが、綺麗に掃除されていて丁寧に使われていることが判る。

 待合室にかかっている看板、みんな市内局番が2ケタなんだよね。市外局番が4ケタから3ケタになったのに伴って市内局番が3ケタになったのって、もう20年ほど前だったよな。
 左手の壁は塞がれているけど、在りし日にはここに出札口があったようだ。

 

月岡駅 ホームから駅舎

月岡駅 ホームから駅舎を見る

 

 ホームから駅舎を見た光景。富山方面を見ている。
 今、上り電車が停車しているので構内踏切の遮断機が降りている。(電車はミラーに映っている)

 

月岡駅 ホーム

ホーム上の待合室

 

 ホームにも待合室がある。これ、地鉄の駅にはたいていあるよな〜。造りまでほぼ同じである。このベンチが対面にもある構造。
 今、こんな窓枠まで木の建物を造ったら、却って高くつきそう。

 

月岡駅

帰宅してきた高校生たち

 

 夕方、学校帰りの高校生が降りてきた。
 けっこう利用者、多いんである。まあ高校生はどれだけ乗せても儲からないだろうけど。
 ちなみに右手の駐車場にアクセスするケモノ道もあるし、駐輪場にも直接踏み跡が通じていて、ちゃんと踏切を通って駅舎内に入る正規ルートを辿る人は皆無だった。

 

月岡駅にて

夕刻の月岡駅

 

月岡駅にて

おつかれさま〜

 

 

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