mont-bell 2015 Fall & Winter

モンベルのHP

アウトドア&フィッシング ナチュラム

 

 今年はモンベルの創業40周年にあたるらしい。家の近所に国内でもおそらく有数の大型店舗の立山店もできたことだし、利用する機会も増えそうな予感が。
 その割には8月には届いていた秋冬カタログの記事を書くのが今になってしまったのだが。9月は忙しかったしなー。

 

<ハードシェル>

 ジャケットではアルパインサーマシェルジャケット(Men's #1102463 , Women's #1102464)のみがモデルチェンジしている。と思ったら去年はカタログオチしていたらしい。そうだっけ?
 このジャケットは裏地に起毛地を使用して保温性を稼いでいる構成のウエアなのだが、今季モデルはそれでもMen'sで484gという軽さである。
 モンベルのゴアテックス製アウター最軽量のダイナアクションパーカが450gなので、もう重量では選ぶことができなくなりつつあるかな。用途によって1枚地が良いのか裏面起毛で軽い保温性を確保したのが良いのか、それともシンサレート入りでさらに保温性が高いものが良いのか、みたいな選び方をするラインアップになっている。

 ちなみに一時流行ってその後廃れた感があるストレッチャブル生地だが、最近また流行り出す気配が。
 今季のアルパインサーマシェルが身頃にストレッチャブル生地を使用している。
 ストレッチャブル、好きなんだけどなー。特に腕回りは複雑な立体裁断をやめてストレッチャブル生地を全面的に使うのが好み。今でも持ってる最初期型ののダイナアクションパーカがそういう構成で、これはほんとに快適なんだけど。

 オーバーパンツも、ゴアテックス製のパウダートラックサーマパンツ(Men's #1102465 , Women's #1102466)が追加されている。これもジャケットと同様、裏地に起毛地を使用して、かつストレッチャブル生地を使用した構成のパンツである。
 アルパインパンツ(Men's #1102469 , Women's #1102470)ライトアルパインパンツ(Men's #1102472 , Women's #1102473)もモデルチェンジされているが、こちらはストレッチャブル生地ではない。
 伸びる生地がいいなー。

 

<ソフトシェル>

 ライトシェルシリーズがモデルチェンジされている。
 重量も同じだし、どこか変わったのかぱっと見では判らないくらいだが、よく見ると袖口の仕様が異なっていて、より嵩張らないような処理になっている。

 ロッシュジャケット(#1106554)クラッグジャケット(Men's # 1106555 , Women's 1106556)もモデルチェンジされている。
 よく似た構成の2モデルだが、基本的には厚みが違う=保温性が異なる以外はほぼ同じ用途を想定したウエアのようだ。ただ、ロッシュジャケットの方は肩などに耐摩耗性が高い生地を使用していて、よりハードな使用を想定していると。

 それにしてもモンベルはソフトシェルのコンシールジッパー、いつまで続けるつもりだろう・・・
 防風性等でメリットがあるのは判るけど、デザイン的にはかなり酷いっつうか。

 

<インサレーション>

 

 フラットアイアンパーカ(#1101509)がモデルチェンジしている。
 これはいわゆるビレイパーカのような使い方を想定されていると思われるウエアなのだが、表地にドライテックを使用している。防水透湿性素材を用いながら、わざわざ「完全防水ではありません」という注記をしているのは、おそらくシーム処理をしていないからだと思われるが、これ、良いんじゃない?
 522gという重量も、実際に山に持って行ってビレイ時でなくても例えば休憩時にアウターの上から羽織る、というような使い方には良さそうである。耐水性もかなり高そうだし。パタゴニアのDASパーカあたりより、使い勝手はよほど良さそうな感じ。

 

<グローブ>

 アウトドライアルパイングローブ(Men's #1118242 , Women's "1118243)アウトドライアルパイングローブ・フィット(Men's #1118246 , Women's #1118247)がモデルチェンジした。

 前のモデルを持っているが、厳冬期の3,000mで使えるほどの保温性があるのか?と思うほど少し頼りなく感じる厚みの代わりに操作性は抜群に良いというグローブだった。そのあたりがどう変わっているのか。
 また、前モデルはライナーの掌のど真ん中に縫い目が通るという、ある意味おおらかな造りだったが、そのあたりはカタログを見る限りは改善されているようだ。ただ、掌に縫い目が通っていてもそれで操作性が落ちるという実感はなかったけど。

 

 

 オートバイに乗るようになると、モンベルのモーターサイクル用品のラインアップが最近縮小されているのが気になる。

 バイク用のレインウエアのストームバイカーを使っているが、これは素晴らしい。バイク用としては標準的な仕様なのかもしれないが、パンツの裾をベルクロで留める部分とか、ジャケットの襟が顎までくる高さだとか、細かなところまでバイク用として気が利いている。
 他の用品も創ってくれないかなあ。

 アウトドライアルパイングローブをちょっと改良すればバイクの冬グローブの良いのができそう。
 リールアジャスト仕様のマリポサシューズをちょっとハイカットにすれば、バイク用の良いブーツができそう。
 タンクバッグとかシートバッグとかも創って欲しいなぁ。

 

 

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