mont-bell 2016〜2017 Fall & Winter
このサイト、ふと気がつけばもう13年もやってるんだね・・・我ながらようやるわ。
このカタログシリーズも11年目である。昔の見てると、道具の変遷が判って面白いのだけど、まあそんなに詳しくは書いてないことも多いし。
<アウター>
今季のニューモデルはストームパーカとシャルモパーカの2モデル。これらのモデル、以前は防水透湿性素材にスーパーハイドロブリーズを使用した最廉価盤という位置づけだったが、今季のはドライテックを使用していて、ストームパーカは保温材にシンサレート、シャルモパーカはエクセロフトと、かなり性格を分けてきた。
というわけで、モンベルのアウターをまとめてみる。
モデル名 |
品番 |
素材 |
保温材 |
重量 |
価格 |
ダイナアクションパーカ |
#1102439 |
ゴアテックス3層 , 40D |
なし |
450g |
\33,143 |
ストリームジャケット |
Men's #1102450 |
ゴアテックス3層 , 70D |
なし |
Men's 494g |
\33,800 |
フレネイパーカ |
Men's #1102437 |
ゴアテックス3層 , 70D |
なし |
Men's 519g |
\27,500 |
ミディパーカ |
Men's #1102422 |
スーパーハイドロブリーズ3層 , 70D |
なし |
432g |
\13,524 |
アルパインサーマシェルパーカ |
Men's #1102463 |
ストレッチゴアテックス3層 , 30D |
起毛裏地 |
Men's 484g |
\36,800 |
ドロワットパーカ |
Men's #1102453 |
ゴアテックス2層 , 70D |
シンサレート |
Men's 598g |
\32,800 |
ストームパーカ |
Men's #1102478 |
ドライテック2層 , 40D |
シンサレート |
Men's 643g |
\19,000 |
シャルモパーカ |
Men's #1102476 |
ドライテック2層 , 40D |
エクセロフト |
Men's 712g |
\20,000 |
パウダーライトパーカ |
Men's #1102107 |
スーパーハイドロブリーズ2層 , 40D |
エクセロフト |
Men's 765g |
\23,600 |
こうしてみると、厳冬期の3,000m級でも行かない限り、ストームパーカあたりで十分なんじゃね?
それにしても、どのウエアも軽くなったものだ。数年前のドロワットパーカなんて800gくらいのモデルもあったのに、今やシンサレートの中綿が入っても600gを切ってるもんな。軽量モデルはあまり変わっていないが、これ以上軽くすると強度に響くからなんだろうな。
<ソフトシェル>
パウダーシェッドパーカとノマドシリーズがモデルチェンジし、ロッシュシリーズにパーカが追加された。
防風フィルムが入っているパウダーシェッドよりロッシュパーカの方が重いのが意外だが。保温性もパウダーシェッドの方が高い設定のはずなのに。
<ダウン・インサレーションウエア>
当初は男女兼用だったプラズマ1000シリーズが男女別にモデル分けされた。
基本的に1000FPのダウンを使用したプラズマ1000シリーズ、800FPのダウンを使用したスペリオダウンシリーズ、ライトアルパインシリーズ、etc..というモデル展開なのだが、多すぎて訳が分からないので、やっぱり表にまとめてみる。
シリーズ名 |
素材 |
構造 |
モデル展開 |
重量 |
価格 |
プラズマ1000 |
1000FPダウン |
シングルキルト |
ジャケット、ベスト |
130g |
\25,400 |
スペリオダウン |
800FPダウン |
シングルキルト |
ジャケット、T、ベスト、パンツ |
188g |
\13,200 |
スペリオダウン ラウンドネック |
800FPダウン |
シングルキルト |
ジャケット、T、ベスト |
156g |
\10,800 |
プラズマ1000 アルパインダウンパーカ |
1000FPダウン |
シングルキルト |
パーカのみ |
236g |
\38,000 |
ライトアルパインダウン |
800FPダウン |
シングルキルト |
パーカ、ジャケット、ベスト |
319g |
\14,600 |
アルチプラノ ダウンパーカ |
900FPダウン |
ボックス |
パーカのみ |
360g |
\30,000 |
アルパインダウン |
800FPダウン |
ボックス |
パーカ、ジャケット |
385g |
\17,500 |
パーマフロスト |
800FPダウン |
シングルキルト、ボックス |
パーカ(orライト) |
528g |
\27,800 |
*重量と価格はMen'sのMサイズの表記
あと、ULサーマラップシリーズもモデルチェンジしている。中綿にストレッチ性を持たせるという、マジですか?的なウエアは前モデルから。
これもパーカ、ジャケット、ベスト、パンツ、ニーロングパンツとフルラインアップ状態である。
<グローブ>
アウトドライシリーズは去年モデルチェンジしたのだが、今年はこれにレザーグローブが追加された。交換用のライナーはない、ということなのでライナーは固定式なのか。
Men's
#1118357 Women's #1118358 , \16,000
これ、バイクのウインターグローブに使えないかなぁ。
<サーモボトル>
なぜか(?)サーモボトルがモンベルブランドで出ている。
それもほぼノーマークだったのだが、よくよく見るとこれはなかなか・・・
共に500mlモデルと900mlモデルがあるのだが、500mlモデル同士で比較してみる。
ブランド |
モデル名 |
保温能力(24h) |
保冷能力(6h) |
重量 |
価格 |
サーモス |
山専ボトル FFX-500 |
50℃以上 |
10℃以下 |
260g |
\5,500 |
モンベル |
アルパインサーモボトル0.5L |
51℃以上 |
8℃以下 |
265g |
\3,500 |
ここで保温能力・保冷能力というのは、20℃の室温下で95℃または4℃の水を入れ、栓をして何時間後に何度になっているか、ということである。
ここでの1℃や2℃の差というのは誤差の範囲なのだが、まあ機能的には同等、という理解で良いと思う。
で、重量もほぼ同等で、価格はずいぶんモンベルのが安い。
1本買ってみようかな・・・・