patagonia 2007 Late Summer
送られてきたカタログを封筒から取り出して度肝を抜かれてしまった。
上のリンクをクリックしてパタゴニアの公式サイトに行けばH19.7現在は同じ写真を見ることができるのだが、もしかしたら90歳に近いのではないか?と思うほどのじいちゃんが垂壁にぶら下がっている写真である。ああびっくりした。とても楽しそうである。それにしてもびっくりした。
それにしてもパタゴニアの公式サイトには秋冬物が掲載され、カタログタイトルも「晩夏」である。まだ夏は始まってもおらんのだが・・・
さて、今季のテクニカルウエアのラインアップだが、ハードシェルはレインシャドウ、ジェットストリーム、スプレイマスターが2.5レイヤーで3レイヤーのウエアはストレッチ・ラティチュード・ジャケット( M's : 83880 , W's : 83885
)だけである。重量も600g近く、他の3モデルがレインウエアに近いのに対し、こちらはいかにも冬山用のアウターといった感じである。まあパタゴニアは明確には分けていないのだが。
それにしてもこのウエア、webで確認しても縫い目は見えないのでウェルデッド・シーム、すなわち去年まではCSSと呼んでいた接着によって生地を接合する手法で造られているのだろうが、カタログでもwebでも一言も触れていない。呼称を変えたことといい、何かがあったんだろうな。
ソフトシェルでは昨年の秋に出て興味を持ったスーパーガイドジャケット( M's :
84050 , W's : 84060
)が復活した。
ただ、スタイルナンバーも変わっていないので仕様には変更がないのだろうが、ロゴが山のワッペンになった。いいな・・・
ちなみに私はこのスーパーガイドジャケット、今年の春に札幌のアウトレットで買った。非常に気に入っている。
ほんとにパタゴニア版マウンテントレーナー(by
モンベル)という感じのウエアでよく伸びて動きやすく、耐摩耗性も抜群に良さそうである。生地がショーラーではなくパタゴニアオリジナルなので、触った感じはちょっと違うが。
ただ、マウンテントレーナーほど軽い造りではなくも良くも悪くもパタゴニア、という感じ。ポケットはメッシュになっていてベンチレーター代わりにでき、内ポケットもちゃんと付いていて、襟と裾を絞るドローコードもちゃんと付いているしコードロックは露出しないようにポケットの中等に付いていて、とおよそ完璧な造りなのだが、もうちょっと力抜いて造ってもいいのにな・・・とも思う。襟のコードロックなんて露出しないようにカバーが付いていたりする。偏執狂じみた造り込みである。・・・今までに買ったどのウエアもそうなんだが。
モンベルもちょっと偏執狂じみているが、最近少しあっさりしてきた、と思うのは気のせいだろうか。
フリースのRシリーズもひととおりモデルチェンジしている。
R2ジャケットは、カタログにもNEWマークは付いていないのだが、スタイルナンバーは変わっているのでモデルチェンジしているのだろう。デザインも少し変わっているし。Rシリーズもまた、ロゴが山のワッペンになっている。いいな・・・
R2ジャケット( M's : 25135 , W's : 25145 )も今年の冬に買ってみて、あまりに良かったので色違いでもう1着、とか思っていたのだが・・・カタログにさりげなく「新しいR2素材」とか書いてあるので気になる。
R3ジャケット( M's : 25715 , W's : 25725
)も同様のモデルチェンジ。一応このモデルがパタゴニアの防風フィルムなしのフリースでは最も暖かいモデルになるらしい。まあ確かに厳冬期に冬山行くには、R2ではちょっと寒いかもしれん。
あと、今季のカタログには子供用のウエアもちょっとだけ載っている。
自分の子供に、あっという間に成長してしまって着れなくなってしまうのに1万円も2万円もする服を買う人は、まあ堅気にはいないと思うが。
プレゼント用かね。赤ん坊用のフード付きのシンチラカーディガン(60088)、確かに可愛いわ。自分の子には買えないけど。