patagonia eary fall 2009
今年も例によって、夏もまだ本格的に着ていないのに初秋のカタログが届いた。
初秋なのでまだテクニカルウエアの秋冬物は出ていない様子で、最近のパタゴニアはハードシェルまで全製品のリサイクル化を進めている最中なので、またもう少しすれば新モデルがたくさん出てくるのだろうけど・・・
とりあえずテクニカルウエアではニューモデルが1つ。ナノ・パフ・プルオーバーである。化繊の中綿を使った超軽量防寒具で、モンベルだとULサーマラップジャケットあたりに相当するモデルである。モンベルより少しだけ重いが、まず同レベル。ポケッタブルでカラビナに通すループも付いているあたりは、ナノパフの方が使い勝手は良さそうである。値段は倍以上違うけど。
テクニカルウエアではないけれど、すごく好みのウエアが。
メンズしか出ていないのだが、スライダー・フーディというモデルである。去年、ノースフェイスから名前は忘れたが同じような"フード付き高級ジャージ"が出ていた。ノースフェイス嫌いの私が「欲しいっ!」と思ったのだが、まあ先立つモノがなくて買えなかったわけである。
パタゴニアならマジに欲しいが、またけっこうなお値段で・・・
メンズ・ナノ・パフ・プルオーバー (#84020) 15デニールポリエステル、60gプリマロフト |
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ウィメンズ・ナノ・パフ・プルオーバー (#84025) 232g , \26,250 |
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メンズ・スライダー・フーディ (#25695) ポリエステル95%、スパンデックス5%混紡のストレッチ・ジャージー製 |
迂闊にも今まで気づかなかったのだが、レインシャドーの仕様がいつの間にかかなり変わっている。
止水ジッパーじゃなくなって、クラシカルなフラップ式の前立てになったのね。
ソフトシェルではアルパイン・ウインドジャケットというのが出ている。
裏地に起毛させたポリエステルメッシュを使っていて、モンベルの定番中の定番ウエアであるライトシェルと似たコンセプトのウエアのようだ。この手のウエア、1着欲しいと前から思っているのだが・・・秋冬に自転車乗るのに良さそうである。
R1が最近バリエーションを拡大している。
従来、R1はプルオーバー1つだけの設定だったのが、少し前にフーディが加わり、今年になってフルジップが追加された。
これは元々、ベースレイヤーとしても使える薄手の中間着というコンセプトだったのだが、フルジップはもう少し中間着用途に振った設定か。
実は気になっているのはフーディである。ベースレイヤー、すなわちアンダーウエアにフードが付いていても使えない、と思うのだが、よくよく考えてみると、これがあればフリースの帽子がいらなくなるかも。フリースの帽子より首周りは絶対に暖かいはずなので、寒い山ではかなり具合が良いかもしれない。
というより冬に自転車に乗るのに良いかもしれない、と思ったから気になっているのだが。R1フーディの上からウインドブレーカーを着てフードを被り、その上にヘルメットを被る、という格好は・・・怪しいかも。どうだろう?でも暖かそうである。
パタゴニアのカタログは毎回写真が良いのだが、今回は特にヒットが多い。
バナナの皮を被った犬の写真、7匹の犬を乗せた軽トラのハンドルを握る子供の写真、展望台に設置された望遠鏡の横にたたずむカモシカの写真、どても素敵である。またその写真に付けられているキャプションがシャレが効いていて良いんだ、これが。