patagonia winter 2009
夏が一瞬で過ぎてしまったと思ったら、もう冬の足音がすぐそこまで来ている季節になってしまった。
最近、自転車で走ると夜はフィンガーレスグローブでは指先がかじかむくらい寒い。
patagoniaからwinter
2009のカタログが届いたちょうどその日、立山では初冠雪だった。
というわけで、パタゴニア2009winterである。
今季のパタゴニアの"目玉"は、R1シリーズの拡大とナノパフなのだが、どちらもeary all 2009で紹介したので、ここでは省略する。
まず、ハードシェルだが、マイクロバーストジャケットが新しくなっている。
メンズ・マイクロバースト・ジャケット (#84305) 3.9オンス・ポリエステル3レイヤー(H2No) |
ごく普通の3レイヤー地のハードシェルなのだが、汎用性が高く使い倒せそうなウエアである。
それとスキー用のハードシェルという位置づけだが、プリモジャケットも山で使いやすそうなジャケットである。
メンズ・プリモ・ジャケット (#29335) 50デニールストレッチナイロン3レイヤー(H2No)
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パタゴニアのスキー用あるいはボード用のシェルはやや重い造りのモデルが多いのだが、プリモジャケットはその中では軽い方で登山用としても違和感がないスペックである。スノースカートも付いているし、日本の雪山だったらパタゴニアのシェルの中では、実はこれが一番使いやすいのではないだろうか。
でも、マイクロバーストもそうだが、このプリモもパタゴニアにしては珍しくウィメンズがないのである。メンズとウィメンズを並べてカタログに出す時も、必ずウィメンズを表側に出してメンズなんてウィメンズモデルの陰に隠れてデザインすら満足に判らない、というくらい女性ユーザーを依怙贔屓しているパタゴニアなのに。
ソフトシェルではスピードアセントジャケットというモデルが出ている。
メンズ・スピード・アセント・ジャケット (#83345) 4オンスポリエステル、R2素材のインサレーション |
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ウィメンズ・スピード・アセント・ジャケット (#83355) 751g , \56,700 |
ストレッチ・アセントとかアセンジョニストとか、"アセント"が好きな最近のパタゴニアである。紛らわしいな。
このウエアは、要は裏地にフリース(R2素材)を貼り付けたソフトシェルである。
カタログではレイヤリング例として、ベースレイヤーにキャプリーン3、ミドラーにR1プルオーバーをレイヤーした構成にしているのだが、日本くんだりの山では茹でダコになりそうである。北八つあたりだったら下に厚手のアンダー1枚着れば十分なのではなかろうか。
とすると、着ぶくれ感がなくてかなり快適そうではある。
アルパイン用ではなく、スキーorボード用のソフトシェルでスロープスタイルフーディー2.0というのが出ている。
色がソリッドではなく格子状の色遣いで、クラシックなスタイルと相まってなかなか良いなぁ、と思っていたのだが、カミさんには「野暮ったいよ、これ」の一言で片づけられてしまった。野暮ったいのが良いんじゃないか・・・
でも、野暮ったいオッサンがこれ着ても、ヤボの2乗になるだけかも。
このウエア、ポリエステル地のシェルの裏地にマイクロフリースを貼り付けたもので、夏山のウインドブレーカー&防寒具にも良さそうな構成なのだが、いかんせんちょっと重い。
夏山のソフトシェルといえば、ガイドジャケット(Men's #83150 , Women's
#83160)なんかはまさにど真ん中の構成なのだけれども、これも惜しむらくは少し重い。夏山のソフトシェルって常時着ているとは限らないから、もう少し、せめて400g代の重量でないと・・・
その点、モンベルはさすが判ってらっしゃる。ライトシェルシリーズとか今ではなくなってしまったがかなりへたってきていても未だに愛用しているマウンテントレーナーなどは日本の夏山では本当に使いやすい。
ガイドジャケットも、もう100g軽く造ってくれればベストなのに・・・
メンズ・スロープスタイル・フーディー2.0 (#29851) ポリエステルシェル&マイクロフリースの裏地 |
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ウィメンズ・スロープスタイル・フーディー2.0 (#29861) 624g , \19,425 |