patagonia early fall 2011
今年は例年より2週間も早く梅雨が明けたと思ったら、それから延々と梅雨明け間近のような大荒れの天候が続いている。再び現れた前線が日本海上空に居座っているので、毎日のように雷雨と激しい雨が降る。まあ日中はカンカン照りなので夏らしいと言えば夏らしいが・・・記録的な集中豪雨で新潟や福島にもかなりの被害が出ているし、やはり梅雨明け宣言が早まったとしか考えようがないな。「梅雨明け」直後は確かに梅雨は明けたと思う天候だったのだけどね。
夏も本番になる頃には既に秋のカタログが出る、ということで。
今季はダウンジャケットのシリーズに、ウルトラライトが出た。
計量ヲタクのモンベルに迫る軽さである。値段はモンベルの倍するが。
ただ、このモデル、スタッフバック付きなんだよな。これまでのダウンセーターシリーズはポケッタブル(本体のポケットに裏返して収納できる)だったのだが、少しくらい重くなってもポケッタブルの方が使いやすいんだけどな・・・
メンズ・ウルトラライト・ダウンジャケット (#84755) 800FPダウン、10デニールナイロン |
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ウィメンズ・ウルトラライト・ダウンジャケット (#84755) 800FPダウン、10デニールナイロン |
ハードシェルでは今年のパタゴニアにはちょっとした異変が。
新製品が全てゴアテックス製なのである。この数年間はゴアテックス製のウエアはラインアップしていなかったのだが。
リサイクル対応もないようだし、これまでのパタゴニアからするとどうしたんだろう?と思うような製品群である。
今季からフードや裾のドローコード調整に「タッチポイント」というシステムを採用している。
どういうものなのか実物を見ていないのでよくわからないのだが、webの写真を見る限りはウエア内部にドローコードのコードロックを仕込んでいるタイプのようだ。別にそれほど目新しくはないのだが・・・従来のワンハンドで調整できるタイプのものの方が使い勝手は良いように感じるのだが・・・?
アルパインウエアのハードシェル新製品は2モデルで、トリオレットジャケットとスーパーアルパインジャケットである。
どちらも3レイヤーだが、トリオレットはパフォーマンスシェル、スーパーアルパインはプロシェルである。
ただ、スーパーアルパインジャケットに装着されているカフは良いと思う。袖口にラバーが付けられているので、防水性能は抜群に高そうだな。
それにしても高いな・・・手頃な価格のピオレジャケットも出ているが、H2Noのニューモデルが出てこないのは寂しい限りである。むろんストレッチアセントやM10といったモデルはそのまま販売されているのではあるが。