patagonia ALPINE 2012
今年はまだ夏も真っ盛りの時期からSNOWカタログが出て、いくらなんでもこんなクソ暑いのにスノウはないだろう・・・と思っていたのだが、いつの間にかALPINEカタログが出ていた。パタゴニアのwebサイトではずっと「SONWカタログを請求」なんて書かれていたので気づかなかったのだが、これは単なる誤植で無料カタログの請求ページに入れば、ちゃんとALPINEカタログが出ていたのだ。
請求してないのに届いて、始めて気づいたのであった。
M's エクソスフィア・ジャケット |
W's エクソスフィア・ジャケット |
M's トロポスフィア・ジャケット |
W's トロポスフィア・ジャケット |
まずハードシェルだが、今季新しく出ているエクソスフィアとトロポスフィアは、H2Noを使用した防水性シェルである。
簡単に言えば、エクソスフィアが3レイヤー、トロポスフィアが2.5レイヤーという構成になっている。
それにしても、この2モデルはどちらもタッチポイントは採用してないんだね。ドローコードの調整システムとしては良いものだと思ったんだけどな。
ただ、フードに関してはコードロックの位置やコード末端の出し方などは基本的にタッチポイントと同じである。コードロックが埋め込みになっていないだけ、という感じではある。
ハードシェルでは、去年出たゴアテックスのスーパーアルパイン、トリオレット、ピオレットの3モデルは今季も売られている。
M's スーパーアルパイン・ジャケット |
M's トリオレット・ジャケット |
M's ピオレット・ジャケット |
W's スーパーアルパイン・ジャケット |
W's トリオレット・ジャケット |
W's ピオレット・ジャケット |
ソフトシェルの方だが、ポーラテックのパワーシールド・プロを使用したモデルを挙げておく。
ナイフブレードとノースウォールは、去年出たときにどうせ今季限りの時期限定モデル、と思って、ちょっと無理してナイフブレードを買ったのだったが、今季もしっかり売られている。
伸縮性が良く非常に快適な着心地、耐水性は半端な雨ならレインウエアは不要と思うほど高く透湿性もレインウエアを着るのが嫌になるくらい、と非常に気に入っているウエアなのだが、裏地がないので夏にシャツ代わりにするにはあまり適さない。なのでどうしても冬がメインの使い方になるのだけど、起毛地の裏地が付いたアルパインガイドなら、オールシーズン使い倒せそうで気になる。
とはいうものの、よく見るとアルパインガイドの生地はナイロンとポリエステルの混紡生地なんだね。単純なナイフブレードのフルジップ&フードなしバージョン、というわけではなさそうである。
ピトンシリーズに使われているウインドプロやパワードライは割と昔からある素材で、非常に伸縮性が高い生地である。
なのでこれらのモデルは必然的にと言うか、非常にタイトなフィットで、体型に自信がないと着れないなぁ。少なくとも私は無理。
ところでよく見ると不思議なことに、メンズはフーディーよりジャケットの方が重い。ウィメンズは普通にフーディーの方が重いのだが。
これはメンズのフーディーが、ポケットが1つとかないことによるものか。ウィメンズはジャケットもフーディーも同じ3つのポケットなので、フードの分だけ素直にフーディーが重いということなのだろう。