アウトドア用腕時計あれこれ

 

 

 元々普段から腕時計をしない方なので、登山時に使う腕時計も割と無頓着だった。昔はGショックあたりで登っていたこともあったし、ヤフオクで入手した古いプロトレック(ツインセンサーの)もずいぶん長い間使っていた。
 そのプロトレックもついにお亡くなりになり、しばらくは時計を持たず、携帯やGPSユニットの時計で済ませていたのだが、やはりこれはあまりにも不便、ということで、昨年くらいから適当なのを探していた次第である。

 

 で、ちょっと買ってみたのがハイギアというマイナーなメーカーの時計だった。

 

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ハイギア アルティXT SS (だっけ?)

 

 ハイギアは一時モンベルが輸入していたが最近は扱っていないようである。メーカー自体が潰れたりしたのだろうか?

 これ、使いやすいよ。ボタンは大きくて押しやすいし操作系もよく考えられている。時計、コンパス、気圧計、高度計の各モードには1プッシュでアクセスできるのは優れものの操作性。アラームの設定とオンオフがちょっと判りにくい階層に分かれているけど、そのあたりさえ慣れればok。

 ただかなり致命的な欠点が。

 もう見ただけで判ると思うが、あまりにもボタンが大きいため、腕にはめているとちょっとしたことでボタンが押されてしまい、勝手にコンパスモードや気圧計モードになってしまう。ロックモードはあるけど、それではバックライトも点かないので不便。

 この時計、しばらくオートバイ(CB223S)のハンドルバーに付けていたが、長男が欲しいというのでやってしまった。
 やってしまってからちょっと後悔。

 何故かっていうと、このハイギアほどバイクのハンドルに装着するのに向いた時計はそうそうない、ということに気づいたから。

 ハイギア、安いといっても1万円以上はしたので、バイクに付けるのならもっと安いのにするか、とプロトレックをヤフオクで探した。
 時刻の他に気温は表示させたいので、そうなるとプロトレックなどの登山用の時計しかないんである。

 で、上手く落札できたのがこれ。プロトレックのPRL-21WJである。

 

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カシオ プロトレック PRL-21WJ

 

 オークションの商品説明に書いてなかったので届いてから気づいたのだが、これ、WWF仕様なんだよね。売り手に商品知識がなかったのだろうか。
 夜間点灯するとこんな感じにラッコの絵が浮かび上がる。

 

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カシオ プロトレック PRL-21WJ 点灯状態

 

 しかし・・・・使いづらい・・・・

 ボタンがちっちぇえ。押しづらい。バックライトのボタンは大きめなのだけど、位置と高さが絶妙に押しづらく、グローブを嵌めた手ではほとんど絶望的なまでに押しづらい。
 それほど苦労してバックライトボタンを押しても、点灯しているのは僅か2秒ほど。文字盤が小さいので文字を見ようと目をこらしている間に消灯してしまう。読めない〜。

 これ、登山用としても、冬山でグローブをした手で操作できるのか?

 やはりハイギアがハンドルに付けるには最適だったなー。ボタンは大きいし文字盤も大きくて見やすいし。
 もう一度ヤフオクで探すかなー。

 

 それはともかく、結局のところ腕時計は未入手ということで、結局購入したのはスントのコアだった。

 

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スント コア

 

 コアってやたりバリエーションが多くて値段もずいぶん違うのだけど、これは少し前にあったラヴァレッドという色である。あまりアウトドアアウトドアしたのはいいやってことで。

 スントといえばベクターが定番なんだけど、よく見るベクターってみんなガラス面が傷だらけなんだよね。風防がプラスチックで傷に弱いのだろうか。
 コアはミネラルガラスなので、ベクターよりは傷には強いだろうと。

 定番だけあって使いやすい。操作系もハイギアのような気安さはないがカシオのような難解さはない。わりと直感的に使える。アラームが1本しかないことだけが不満な点。

 

 ということで、腕時計は片付いたので、バイク用にハイギアを探さなきゃ・・・

 

 

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