沢登り用シューズ その7
エアリスタ minimalist Rシューズ

 

 ティムコに勤務しているまっちゃんから「試してみてよ」というわけで無期限貸与してもらった靴である。薬師沢の小屋に置きっぱなしにしているのだけど、去年は試し履きする時間がろくになかったのだけど今年は半日履いて歩いたので、ちょっとインプレを。

 

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ティムコ エアリスタ minimalist R シューズ

 

 

 これ、沢登り用の靴というより、明らかに釣り用のウェイディングブーツという造りである。
 まずサイズがやたら大きい。今年はいつも使っている1mm厚の薄いネオプレンソックスとは別に、これ用に2mm厚のネオプレンソックスを持って行ったのだが、それでもまだたっぷり余裕があった。1サイズ小さいのを買っても良さそう。

 沢靴はたいていそうなのだが、足入れ口がネオプレンになっているのはあまり好みではない。着脱がしにくいし登山道を普通に歩くときに足が蒸れまくるから。
 むろん、小石などが靴の中に入りづらくなっているので、こちらの方が正解の仕様なのだろうけど、登山道もこの手の靴で歩く私には向かない仕様。足首が締まって痛いし。

 幅も広いので、タイトな靴の方が好みな私には頼りなく感じる。どんな分厚いソックスを想定しているんだろう。

 靴としてはしっかりしているので、例のネオプレンの足入れ口さえなければ、サイズ設定がもう少し小さくタイトであれば、良い感じで履ける靴なんだけどね。

 ソールは自社開発のラバーソールで、このソールの性能を確かめたかった。

 結論は、やはりファイブテンに比べると少し弱いかな、という程度。普通にグリップはしているのだけど、水中の岩に対してはがっちりグリップしている感覚には乏しい。ここはやはりファイブテンの圧勝。
 ただ、実際にはとりあえずグリップはしているので、黒部での釣りであれば特に不安は感じずに行動することはできた。

 やっぱファイブテンが偉大なんだなぁ・・

 

 

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