ホンダ CB223S年
(2014年11月)

 

 CB223Sを買ってちょうど1ヶ月が経った。
 この1ヶ月間に、なんと2,200km走っているんである。我ながらようやるわ。
 まあもうじき走れない季節になるので、走れるうちに走っておこうということなんだけどもね。

 

 燃費は抜群に良好である。
 2200km走った現在での平均燃費は35.6km/Lである。こりゃすげぇ。

 通勤では流れが速い国道8号線を走るので、ほぼ全開走行である。これで車の方が普通に走っていれば流れをリードできる感じ。
 これで燃費は32〜34km/Lくらい。ツーリングに出かけると常に全開、というわけではないので36〜37km/Lくらいまで伸びる。
 では、とことん燃費走行に徹するとどこまで伸びるのか?ということでやってみた。
 まずルート設定が重要である。高低差があまりなく流れが速くなく、かつ信号があまりない道が良かろう。
 で、選定したルートはR160を走って氷見〜能登ルート。もちろんR160に入るまではR8なんか通らず、海沿いの道をたらたら走るのである。
 海沿いからR160をそのまま走ると山越えして七尾市に出てしまうので、七尾に出ずそのまま観音崎を目指して100km走ったら引き返す、という想定で走ってみた。
 まあ走り始めたら「お、あれはなんだ??」なんて脇道に逸れたりUターンして引き返したりもするのだが、まあそこまで燃費走行に徹しなくても良いか、というよりそこまで徹するとただの苦行なので、あくまで遊びの範囲で、ということで。

 結果は・・・すごいぞ。211km走って給油量はたったの5.1L。すなわち、41.5km/Lだ!
 原チャリ並の燃費である。まあ走りも原チャリ並みだったけどな。
 こんな走り方はストレスがかかるのでもうやらないと思うけど、ガソリン残量が少なくなってきたときの走り方なんかの参考にはなるね。

 

 ハンドル周りは今はこんな感じである。

 

CS223S_4.jpg

現在のコクピット周り

 

 ハンドル右手に腕時計を装着している。これはハンドルバーにゴムラバーを固定しておいて、そこに腕時計を普通に付けているだけなのだが、これで時刻と気温が見れる、というわけである。上の写真は白馬村で撮ったので、ほぼ正午なのに気温は10℃を下回っている。寒い〜。

 この時計、ハイギアの時計なんだけど、普段使っている時計なのでいちいち装着したり外したりするのが面倒くさい。
 で、バイク専用に気温と時刻を表示できる時計を探しているのだけど、気温ということになるといわゆるアウトドア用の時計しかなかったりする。新品はさすがに使いしもったいないので、中古で適当なものがないかヤフオクで物色中。プロトレックのツインセンサーの旧モデルくらいでいいんだけどな。
 欲を言えば時刻と気温が同時表示できれば良いのだが。切り替える必要がないから。昔持っていたプロトレックがそうだったのだが、既に壊れてしまった。今のハイギアは切り替えないといけないのだが、これはボタンが大きくて操作しやすいという美点があるので(腕にはめている時は意図せずに勝手に切り替わってしまうこともしばしば)、スントあたりを買ってハイギアの方をバイク用にしても良いな。

 

 コーナーの攻め方もだいぶ判ってきた。
 つまり中速以上のコーナーはどうやったって面白くはならない、ということが。
 なんせエンジンパワーが圧倒的に足りないので、アクセルを開けても十分なトラクションが得られないのである。なので普通はコーナリング中にアクセルを開けるとバイクが起きようとするのだが、その動きがほとんどない。自分でバイクを起こさないといかん。
 まあ考えようによっては、バイクをベタ寝かせしている状態からでもライン変更が自由自在ということなんだけど、まあ楽しくはないな。

 60km/h以下で深く回り込んでいくようなコーナーはめっぽう楽しい。このくらいの速度域だとまだトラクションもかかるし、アクセルを開けた状態からでもさらに寝かし込んでいくこともできるので、アクセルをやたら早いポイントから開けていくことができるので、これは面白い。
 まあ、コーナー攻めるにはステップはもう5cm後ろに、もう3cm高くしたいところだけど・・・

 

 

CS223S_5.jpg

夕暮れの剱岳と

 

 

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