レザーグローブ

JRP DRN

 

 グローブだが、2015年の春からずっと下のRSタイチのグローブを使っていた。7,000円くらいだったと記憶しているが…
 これは長男の大が就職した時、その初任給で買わせたものだ(笑)
 用品ショップの前から電話をして「サイフ持ってショップに来い」って呼び出して買わせた(笑)
 とても手に馴染んで使いやすく、冬(ウインターグローブは未だにコミネのものを使っている)以外はずっとこれだったのだが、最近さすがに指の部分が薄くなってきて限界が近い感が…
 それにメッシュグローブなので夏は涼しくて良いのだが、春と秋は少々手が冷たいので、真夏はともかく春秋用に1つ欲しいな、と思っていたわけである。

 

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RS タイチの愛用グローブ

 

 で、春秋用となれば、昔からのライダーなのでやはりレザーグローブが欲しくなる。

 それで安い山羊革のデイトナのグローブを4,000円くらいで買ってみた。
 それにしてもデイトナ、いまいち信用ならんメーカーだと思ったのは、同じモデルの同じサイズなのに個体によってサイズ感が違うんである。そりゃ個体差はあるだろけど、まったく手が入らないものがあるのには閉口した。同じサイズ表記なのに。これでは通販で買えないではないか。
 それはともかく、柔らかい着用感は良いと思っていたのだが、内縫いということもあって、左手の親指内側の縫い目が当たる。
 1日ツーリングに行くと(8月のビーナスラインはこのグローブで行った)はっきり痛いと感じるくらいに当たる。これは残念だがダメか…

 というわけでこのグローブは次男の生に2,000円で売り付け(笑)、新しいグローブを探すことに。

 で、どうせならやはり評判の良いJRPのグローブが欲しいな、と。

 富山ではJRPを扱っているショップが南海部品しかないので、遠くて普段はあまり行かないのだが行って実物を見てみた。
 あまり売れ筋ではないらしく(高いもんね)、1モデルしか置いてなかったがLとXLの試着はできた。Lだと手を入れるのにかなり苦労してねじ込むという感じだが、入れてしまえばフィット感はすこぶる良い。XLだと手入れは楽だが、指先は1cm以上余っているので、やはり自分のサイズはLなのだろう。
 複数のLサイズを試着してみたが、サイズ感は見事に同じだし(それが当たり前なのだが)、革は横に伸び、縦には縮むように裁断されているということなので、手入れは楽になるはず。

 ただ、南海部品にはショートモデルしか置いておらず、春秋用ならやはりガントレットのあるタイプが良いな、と思ってスマホで調べていると、ロングセラーモデルのDRNがちょっと安くなっている。
 おお、と思ったらポチッてしまっていた(笑)
 Amazonの1クリックボタンって悪魔のボタンだな。
 しかも商品発送前ならキャンセルのできるのだが、翌日には届いてしまった。

 

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JRP DRN

 

 サイズ感は南海部品で試着した別モデルのLサイズと同じ。手入れはきついが入れてしまえばフィット感が凄い。
 このモデル、手の甲側に牛革を、掌側に鹿革を使っているモデルで、言われてみれば掌側は手の甲側より柔らかい気がする。
 外縫いなのに縫い目が綺麗に揃っているため、外縫い特有のゴツさがほとんどないのはたいしたものだなぁ。

 

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JRP DRN はめてみた

 

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JRP DRN 掌側

 

 このグローブ、9月にカミさんと鎌倉に行った時(カミさんのバイクが125ccなので高速はもちろん、安房トンネルすら通れない完全下道縛りの400km!)と四国ツーリングで使った。
 どちらも雨が多くレイングローブの登場頻度が高かったので、このグローブで走った距離はまだ1,500km足らずといったところ。
 それでも既に抜群に手に馴染んできている。手入れはもうまったく苦労しないし、指ももうほとんどジャストに近い。
 既にもう手放せなくなっている。

 うーん、こんなに良いのなら、夏用にもパンチングメッシュのJRP、欲しいかも…

 

 

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