クリスマスパーティーin音羽

  メンバー  いつもの5人(当時1年)

 序章:準備

 当時1年だった俺達5人でパーティーをやることになった。当然用意が必要や。テントは先輩方が前日に鳴滝で使ったダンロップ6人用をそのまま使ったが、食料は俺達が揃えなあかん。しかし守は前の日から音羽山で別の奴とコンパをしておったので買い出しに来よらんかった。おまけに当日の朝、池上が「(自分のコッフェルを)学校に忘れたし、取りに行ってくれ」などと電話をかけて来よった。(このタコ!)
 そんで俺1人で取りに行ったら(コッフェルは)洗われていず、カビが占領しとった。(このカラシメンタイ!)
 そんで俺の家へ来た池上に洗ってもらって、俺ら2人は私服でザックをかついで出かけた。「森さん」の前で登山服姿の堀田シャンと圭吾に会った。池上がクリスマスケーキをぶら下げていて俺のザックにはワインが入っていた。えっちらおっちら登っていったら、鳴滝でボケッと先輩のたき火のあとの煙を見ている守に会った。そして"焼けこげ"のついているダンロップをたたんで山頂まで登っていった。しかし守は自転車(車輪が2つついていてペダルを左右交互に踏むと走る。一般に金属製でかなり重い)をかついで登ったので途中でバテよった。(アホな奴)そんで代わってやったら青白い顔で、
「す、すんまへん」
と言った。 −俺は何てやさしいんでしょう−
 とゆーわけでやっと山頂についた。適当に平で、木があって落葉が少し積もっていてテント場にはもってこいであった。そうそう、水も堀田シャンのウォーターザックと、鳴滝にあった参拝用バケツで持って上がったっけ。
 その晩は初めて登場した池上のホエーブス725でカレーを作った。そしてその後デザートに売れ残りのクリスマスケーキ、とどめにワイン。もう最高!(しかし赤ワインはムチャクチャ酸っぱかったしラムワインは池上が持って帰りよった)
 で、その後はいかに夏山を膳所だけで行くか?という議論"先生のスキャンダルを握って脅す"などというかわいいジョークが飛び出したりした。おーこわ。おーこわ。
 夜はだんだん更けてゆくるトランプをやったりしてみんなむりやり起きていようとしたが、5時頃池上が一番最初に寝よった。その次に圭吾、そんで守。しかしこの3人がアトランダムに寝よってダンロップの中はいっぱいになり、俺と堀田シャンは外に追い出されてしまった。
 そんで2人してたき火の跡で火遊びをした。1時間ほどしたら飽きたので圭吾のテントに入ってコンピューターゲームをして遊んだ。その後・・・いつの間にか2人は寝入っていた・・・・
 昼近くなって幼児の話し声で目が覚めた。どうやら遠足か何からしい。
「あ〜〜、こんなとこに住んではる〜〜」
などとガキンチョが言う。ほー。そーかい。坊や、名前は何て言うんだい?住所は?・・・よっしゃ3日以内に坊やのとこに不幸の手紙(カミソリ入り)が行くだろーぜ。
 というわけで(どういうわけかわかりませんが)、無事パーティーを終えることができた。守は稜線の分岐から自転車をかついで下り我々4人は空のバケツを持って下りた。めでたしめでたし。
イェイ!
(ここまで来て序章だけでぶち抜いたことに気づきました。どもすんまへん。)

 

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