2024 年秋 北海道ツーリング

Part V

日付

走行場所

主な走行路

宿泊

走行距離

9/14

富山〜新潟(フェリー乗船)

E8

フェリー泊

244km

9/15

小樽〜稚内

R231〜R239〜道道106

稚内森林公園キャンプ場 354km

9/16

〜宗谷岬〜雄武町

R238 雄武町日の出岬キャンプ場 220km

9/17

〜能取岬〜知床峠〜標津町

R239〜R334〜R335 しべつ海の公園キャンプ場 333km

9/18

〜納沙布岬〜霧多布岬 R244〜R44〜道道35〜道道142〜道道123 きりたっぷ岬キャンプ場 271km

9/19

〜厚岸町〜晩成温泉 道道123〜R44〜R38〜R336 晩成温泉キャンプ場 215km

9/20

〜襟裳岬〜新冠町 R336〜R235 判官舘森林公園キャンプ場 206km

9/21

〜サラブレッド銀座〜苫小牧〜室蘭市 R235 ドーミーイン東室蘭 157km

9/22

〜地球岬〜占冠〜富良野〜上富良野町 R235〜E5〜E38〜R237 ウッディライフ 278km
9/23 〜三笠市〜小樽(フェリー乗船) R237〜道道135〜R452〜道道81〜R337〜R5 フェリー泊 192km
9/24 新潟〜富山 R402〜R352〜R8
247km

合       計



2717km

 

<9月18日>

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 さて18日。この日も好天の予報♪

 今日はこれまで未踏破だった根室半島から納沙布岬に行く日、つまり今回の主目的地なのである。
 距離もここからは短めで刻んでいけるはず。


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国後島が近い標津の夜明け


 キャンプ場のはずれからの海。ここはまだオホーツク海になるの?
 千島列島が太平洋との境界…ということは、ここはまだオホーツク海なのか既に太平洋なのか、ちょうど境界付近になるわけだな。
 なんとなく知床峠を越えたら太平洋、みたいなイメージがあったけど、そういうわけでもないのか。

 国後島が近い。ここは日本の領土のはずだが、実質的には外国なのね。

 朝方は蚊がいないかと油断していたのだが、昨夜ほどではないにしろ、けっこういる。ここの蚊を舐めてた(笑)

 さて、刻むとはいっても今日はまだ走行距離はそこそこある。これというのも根室半島にキャンプ場がないのが原因で、キャンツーライダーは根室半島に入ったら出てこなくては泊地がないのだ。
 なのでさっさと撤収して走り出したのだが、それでも野付半島には行かないわけにはいかないよね。


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野付半島 写真に撮れないよここは…

 

 しかしこの野付半島…写真でこの雰囲気を再現するのは難しい…
 ひたすら平坦で道の両側に海が迫っているのはちょっと他ではない風景なのだけど、写真に撮るとどこか分からんほどの平凡な絵にしかならん(笑)

 あー先っぽまで歩いてみたいなーと思うのだが、ここを歩こうと思ったら標津に連泊しなきゃならんねぇ。

 根室半島に入ると、ここも独特の雰囲気。
 稚内〜宗谷周辺と同じく半端ない「最果て感」が漂う風景なのだけど、北の果てが山がすぐ近くまで迫った荒涼としたところなのに対し、根室半島は平坦なのよ。
 平坦だけど植生は高山帯みたいで荒涼としてるのだ。農地はほとんどが草地、というのは共通してるけど。まあ草くらいしか育たない厳しい土地なのだねぇ。

 根室市街から納沙布岬を目指すと、R44の終点で標識は右に行けと出てくる。ここから道道35号線が根室半島の先っぽをぐるっと一周しているのだけど、それを南から納沙布に行けってわけだ。
 だけど、地図を見るとどう見ても北から回った方が景色とか良さげでしょ。

 でわけで、北側から納沙布岬を目指した動画が下である。予想どおり、北回りの道は絶品だった♪


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納沙布岬にて I島

 

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納沙布岬にて

 

 納沙布岬。
 同じ「端っこ」でも宗谷岬とはまた異なる雰囲気。地形が平坦なので開放感が高い。
 何より北方領土に近く、資料館などが充実している。まあ何となく「景色を楽しむだけで帰るのは許さん」ムードも感じないわけではないが。

 もう昼を過ぎているので、ここで食べていく?という案も出たのだけど、やはりここは根室の街まで戻って食べに行こう、ということになった。
 根室の街では有名な回転寿司の根室花まるは2年前に来たT先輩も絶賛していたのでぜひ、と思ったのだけど、行ってみたら定休日だった(笑)
 えー…と崩れ落ちる3人だったが、実は個人的には富山も美味い回転寿司はあるので、それほどの執着はなかったりする。
 よしそれなら俺は根室のご当地グルメであるエスカロップを食いに行きたい、と主張してエスカロップの店を探すことに。
 いや事前にリサーチはしていたんだけどね(笑)


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エスカロップを食すため、根室のどりあんにやってきた


 というわけで「どりあん」にやってきました。一番高評価だったので。
 店を覗くと満席である。店員さんが少し待っていただくことになりますが…と言ってきたが、表の通りにイスとテーブルが出ていたので、こっちで良いよ、と外テーブルで食べることに。そのうち店内も空いて入れるようになったのだけど、外の方が気持ちよくていいや、とそのまま外を選択した。
 いや店内の雰囲気も良かったんだけどね。でも目的は店内の装飾ではなくエスカロップだから(笑)

  

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これが元祖エスカロップ

 

 パンフにはエスカロップの由来が書かれていた。この店が発祥の店なんだ。
 いやテキスト量が多すぎて全部は読めなかったけどね(笑)

 美味いわこれ。デミグラスソースとはちょっと違うなこのソース。

 いや昼を過ぎて腹ペコなので、その補正は必要かもしれんけど(笑)

 そして北太平洋シーサイドラインを走って霧多布に向かう。霧多布はぜひ張ってみたかったキャンプ場のひとつなのだ。

 太平洋シーサイドラインは納沙布から広尾町までの太平洋沿岸の道を指す総称のようで、まあ小樽から稚内までをオロロンラインと呼ぶのと同等の長大な道である。いやこういうの、「主語が大きい」って言ったらダメなの?(笑)
 あまりに範囲が広いとイメージが絞り切れない弊害があると思うんだけどな。「シーサイド」を道が通っていない区間も多いし。
 ま、核心部は浜中町内、ということになるんだろうか。

 そして霧多布に到着。ここに張ってみたかったんだー。
 地形的に強風の時は過酷なキャンプ場になりそうなのだけど、今日は穏やか♪

 

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きりたっぷ岬キャンプ場

 

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きりふっぷ岬キャンプ場の夕暮れ

 

 このロケーションだぞ。地平線に夕日が沈んでいくんだぞ♪

 ちなみにこのキャンプ場、2.5kmほどの距離にある「霧多布温泉ゆうゆ」という温泉施設で申し込みが必要なのだが、無料なのだ。
 無料なのにゴミも捨てられる(50円のゴミ袋を購入)。バンガローも1,760円という安さ。
 ただしバンガローには電気も通っておらず、寝具もない。テント以外のキャンプ装備は必要ということに。
 キャンプツーリング中の悪天候からの逃げ場、として最高だね。


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霧多布温泉ゆうゆ


 まずゆうゆに行って受付をして、キャンプ場に行って設営して、それから再びゆうゆに行って風呂&食事♪
 ここ浜中町は漫画家のモンキー・パンチの出身地らしく、温泉施設内はルパン三世推し一色だった。
 え、モンキー・パンチって生粋の日本人だったんだ(笑) 霧多布高校卒業だって。


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夕暮れの霧多布の街(池上撮影)


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夕暮れの霧多布の街(I島撮影)


 風呂からあがるとちょうど霧多布の街が残照でとっても良い感じだった。いわゆるマジックアワーというやつだ。
 で、上2枚の写真は自分とI島が同じ場所からほぼ同時刻に撮った写真なのだ。
 同じ景色なのにカメラによってずいぶん雰囲気が違うな。

 自分が使っているTORQUEはカメラがタコなことで有名なのだ(笑)
 コストを「頑丈さ」に全振りしたスマホだからねぇ(笑)
 でもこの写真に限って言えば、自分のTORQUEが出した画像の方が好き。


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きりたっぷ岬キャンプ場の夜


 そしてテン場に戻れば、毎晩欠かさず飲むのであった(笑)



<9月19日>

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 さあ19日。ここまで来れば、あとは3日かけて室蘭まで行けば良いだけなので、かなり細かく刻んでいっても楽勝である。
 今日はどこまで走ろうかな。まあ晩成温泉には入りたいので、素直に行けば晩成温泉までかな。

 というわけで朝も余裕ありまくりなのである(笑)


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霧多布岬の日の出


 それでも5時前には目が覚めるリズムになっているので、とりあえず岬の先っぽまで歩いてみた。
 ぐるっと海なのでパノラマ動画を撮ろうと思ったのだが、どこで撮ろうか迷っているうちに日が出てしまった(笑)


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 日の出とは逆方向は湯沸港がある方向になる。
 元々霧多布岬は湯沸岬と呼ばれていたらしいのだが、まあ確かに「きりたっぷ」の方が観光客は呼べそうだよね〜。
 ところで湯沸は何と読むのか?
 普通に「ゆわかし」とか読みたくなるところだけど、北海道の地名で訓読みはないだろうな(笑)
 調べたら地名としては「とうふつ」と読むらしい。ただ灯台だけは「とうぶつみさきとうだい」なんだそうだ。これ多分、「とうふつ」が地名としては正しくて、灯台を造った時に間違えて「とうぶつ」と登記してしまったような気配が…


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きりたっぷ岬キャンプ場から湯沸方面


 この湯沸港、ちょっと日本離れした風景だ。
 防波堤もテトラポットを組んだだけの簡素な造りだし、漁港にあるはずの水揚げ場や加工場などの建物が見当たらない。
 その割には多くの船が出入りしている。この船、どこに係留しているの?
 家屋も斜面に点在しているし、日本じゃなく映像で見る北方領土の島の港みたいだ。


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余裕の撤収をキメる(笑)


 時間に余裕があるのでコーヒーを沸かして余裕の撤収をキメる(笑)
 ノシャップ岬で買った「流氷まんじゅう」をここでようやく食べた(笑)
 この流氷まんじゅう、土産物屋で買い物客のおばちゃんが「これ、美味しいのよ」ってプッシュしてたモノである。
 でも1個300円もするのよ。職場に買うと15個くらいは買わなきゃならんので、送料と合わせるとかなりの出費になってしまう。
 なので職場への土産にするのは諦めて、自分たち用にと人数分の3個だけ買っていた次第なのだ(笑)
 それがここでようやく消費されることに(笑)

 あ、確かに美味いわこれ。300円もするだけのことはあるなぁ。

 さて、ゆったり撤収して霧多布の街中のセイコマで朝食。

 実はここでようやくI島とインカムが繋がった(笑)

 話はいきなり初日に戻るが、14日のフェリーの中でカフェでヘルメットを被ったままで話している一団がいた。
 「ばくおん!!」という漫画ではよくモブキャラのライダーがヘルメットを被ったまま話をしたり観光したりしている図があるが、あれリアルにやられるとむちゃくちゃ異様で笑える光景だ(笑)
 でもあれ、インカムの接続をしてたんだよね多分。いつものメンツではない人と走る時はインカム接続をしなきゃならないし、異なるメーカーのモデルだと接続も結構面倒だし。
 で、その時「俺たちもやっとくか?」と思ったのだが、I島はヘルメットを船内に持ち込んでいなかったので、接続設定ができなかった。
 そして翌朝は雨だったので、下船してから落ち着いて接続をする余裕がなく、その後も行動中にあまり余裕がなく、何度か試みたのだけど巧くいかず、そのままになっていたのだった。
 この日は行程に余裕があるのでここでようやくマニュアルをじっくり読みこんで接続を試みたら、あっさり繋がった(笑)
 これでようやく意思疎通が楽に。


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琵琶瀬展望台より霧多布湿原と街並み


 琵琶瀬展望台からは霧多布湿原が一望できる。
 これくらいのスケール感がいいな。釧路湿原はスケールが大きすぎて何が何やらさっぱり分からんかったし(笑)
 低地を蛇行して流れる堤防も護岸も何もない川、そしてその中に街並み。ここも日本とは思えない風景だ。
 大雨が降ったら簡単に流れが変わってしまうんじゃないだろうか?とか、その時には街が川に呑まれてしまうのではないか?とかいろいろ考えるのだけど、街が存続してるということは、そう滅多にあることじゃないんだろうなぁ…

 というわけでパノラマ動画である。
 カミさんとI島も見切れてしまっているのは愛嬌(笑)


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 なおも北太平洋シーサイドラインを走るのだが、時折海を離れた山中を道が走る。
 こういうのは苦手だ。海沿いってどんなに単調なようでも海の色が変わったり遠くに見える島や岬の角度が変わったりと、何かしら変化があるのだけど、森の中の道は通り過ぎる木々がいつまでも続くだけで催眠術に掛けられたようになってしまう(笑)

 とわけで、道端で昼寝タイム(笑)


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道端で昼寝タイム


 厚岸でカミさんの好物の生ガキを食べたりしながら進むが、あれ?意外に時間に余裕がない(笑)
 まあ要するに、まず撤収に余裕をかまし過ぎてる、前半の琵琶瀬展望台や厚岸で思う存分時間を使っている、といったわけで午後になると「〇〇キャンプ場まで急げ!」モードになるわけである(笑)
 カミさんの、「午後にテン場に早着なんてもったいない」という謎の価値観によるものも大きいと思うが(笑)

 晩成温泉に行く前に浦幌神社に寄った。
 4年前は誰に何と言って渡して良いか分からん、と授けてもらえなかったおっぱい守を授けていただくため、である(笑)
 孫が産まれたばかりだしね。

 実は次男の第一子が北海道行き直前の9/12に生まれていたのだ。
 予定日は9/18だったので、あー孫の顔を見るのは北海道から帰ってからだね〜なんて諦めていたのが、直前の9/12に産まれたので孫の顔を見てから北海道に旅立つことができていたのだ。親孝行な嫁に祖父母孝行な孫である。
 ついでに長男の嫁にも授けていただいたのだが、「え?もうほぼ用済みなんだけど」って言われた(笑)
 (長男家は第二子がもうすぐ1歳に)


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浦幌神社


 というわけで、予定どおり晩成温泉に到着。
 おや?外壁を工事してる。


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晩成温泉に到着


 もちろん最寄りコンビニは少なくとも20kmは離れているので、浦幌町のセイコマで晩飯を仕入れた上での到着である。
 温泉施設の中にも食堂はあるんだけどね。なぜかここに張るときは晩飯はコンビニで仕入れてくるパターンになってる。

 実は去年、恋問の道の駅で何気なく買ってきた「カニみそラーメン」が素晴らしく美味かったのだ。
 スープではなく麺にカニみそを練りこんだラーメンで、インスタント袋麺にあるまじき美味さだった。
 それを小樽で探したのだが、パッケージの写真も撮ってなかったのでどれか分からず、これかと買って帰ったラーメンは普通だった。
 ので、今度は逃すまじと恋問の道の駅で買い直して、今度は袋の写真も撮っておこうと思っていたのだが、なんと売ってなかったのだ!
 売れなかったのかなぁ…美味かったのに…


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晩成温泉キャンプ場


 キャンプ場は工事が終わったのか、海沿いのサイトが復活していた。よしよし(^^)/
 ただ炊事棟は工事が済んでいないようで立ち入り禁止のままになっていて、簡易水場に屋根がつけられていた。
 …炊事棟を復活させることは諦めたのかな?


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晩成温泉キャンプ場に張る


 設営。
 温泉に入った後で食事をするので、食事場所も設営している。いやいつもの飲み場と変わらんのだが(笑)

 そして晩成温泉。相変わらずヨード臭い独特の温泉で、ここに入らなければ北海道に来た気になれないほど好きだわここ。
 「眺望なんて二の次、晩成温泉は泉質で勝負だ!」なんて開き直ったポスターも貼られていた。
 いや眺望も悪くないと思うけどね。開放的なオーシャンビューだもの。


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温泉に入って晩飯を食らう


 晩飯はカレーメシ(笑)

 最近、ツーリングに出かけた先でわざわざカップラーメンを食べることを「ラーツー」と呼ぶようになっているらしいが、そんなの40年前からやってるわ(笑)
 ただ最近の我々はカップラーメンではなくカレーメシというパターンが多い。
 それも本当はカレーメシではなく、カップヌードル飯が好きなのである。もっと言うならチキンラーメン飯が最高なのだ。
 でも両方ともコンビニでは滅多に見かけないんだよね。カレーメシなら売ってるのに。
 というわけで今夜もカレーメシなのであった。


  

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