平成20年3月23日 ハゲ山
11:30 | 登山口(西種) 出発 |
12:05〜14:30 | ハゲ山山頂 |
14:40 | 峠山山頂 |
14:55 | 展望台広場 |
15:20 | 登山口(西種) 到着 |
またまたしつこくハゲ山である。
日曜日に早起きして"まともな"山に行く気があまりないから、遅い時間に動き出しても十分帰ってこれるハゲ山は手頃である。
実は前回のハゲ山の次の週にまとまった降雪があった。これは遊べる!と思って喜び勇んでまたハゲ山に来ていたのだが、あまりに雪が多くてこの時は撤退したのだった。
先月の水上集落 |
左の写真はその時の水上集落なのだが、なんせ集落の車道でこれである。このちょっと下までは除雪してあったのだが、除雪していないとこんなもんである。
この時は最初の田んぼの畦道が最大の山場だった。積雪はスノーシューを履いていても膝上まで潜るほどあり(新雪だったからね・・)、おまけに用水が落とし穴となって行く手を阻んでいるのである。何回も通っていてだいたいの用水の位置は覚えていたから何とか通り抜けることができたのだが・・・
田んぼの畦道の次に控える杉林の中はまだ雪が締まっていて歩きやすかったのだが、いよいよ斜面に取り付くとスノーシューを履いていても腰まで潜る深雪である。
ま、それはそれで覚悟を決めて来れば楽しかったのだろうけど、例によって昼前から動き始めたので、これでは夕方までに戻れないと断念したのであった。
来年の冬、また新雪がたっぷり積もった時に遊びに来るのである。
で、それから約1ヶ月が過ぎ、あれ以来は雪も降らないので、のんびりしていると雪がなくなってしまう、と遊びに来たのだが・・・
もう雪、ないじゃん!
いくらなんでも早くないか?でも、里山だし雪が降らなきゃ消えもするよなぁ。例年は3月にも何回か降るのだが(記録的な暖冬だった去年ですら降った)、今年は前回の2月中旬が最後の降雪だったし。
というわけで、虚しくスノーシューを車に置いて歩き始めたのだった。
ところで今回はもうひとつ、目的があったのだ。
実はつい先日、大枚はたいてGPSを買ってしまった。GPSは家で起動させてみても嬉しくも面白くもない代物なので、とにかく山に持ってこなければ楽しくないのである。となれば、こういう地形図に名前も載っていないような裏山こそがGPSがその威力を最大限に発揮する山なのである。
そんなわけで、新しいGPSにこの山の道とポイントを覚えさせるのが最大の目的だったのであった。
雪がねぇ〜 |
つい1ヶ月前、腰までの雪と格闘して歩いていた(というより泳いでいた)場所とは思えないこの状況である。
杉林の中とかには部分的に残ってもいるんだけどね〜。
雪がなければほんとにひと登りである。
30分少しでハゲ山頂上まで来てしまった。
高曇りであまり天気は良くないのだけど(午後から崩れるという予報だった)、視界はばっちりである。
ハゲ山頂上から峠山 |
手前に見えるピークが隣の峠山。
頂上に1人いる。
この峠山、現地には「トコベシラ山」という標識がある。だが、「富山県の山」には峠山と記載されている。
この山の標高477mというのが、このあたりでは唯一標高がはっきり判っている山である。標高点があるから。
ハゲ山は464.7mという標識が頂上にあるが、地形図では450mの等高線に囲まれているだけである。
GPSの気圧高度計では、到着直後には457mと表示されていたが、休憩している間に468mまで標高が上がった。
ま、天候も悪化の方向だから気圧が下がっているのだろうが。
頂上でしばらくぼんやりしていると、峠山の頂上にいた人がやってきた。彼は城ヶ平山から来たそうだ。
彼もGarminのGPSを持っていて(並行輸入の英語版)、しばらくGPS談義に花が咲いたのであった。
結局今回も2時間ほども山頂でボケッとしていたわけで、城ヶ平山まで一度行こうと思いつつ、今回も見送りとなった。期せとに城ヶ平山も覚えさせなければ。ま、そのうちね。今回は峠山や展望台など、寄り道で行ける程度のところだけポイントして帰ってきたのだった。
GPSのことはまた山道具コーナーに近日アップの予定である。
ハゲ山頂上から剱岳 |