主なツーリング記録
なんか行動パターンが学生時代から進歩してない・・・と思う今日この頃(笑)
相変わらず計画性皆無のツーリングばかりしている。
まあね・・・仕事じゃ「計画を立案した時点で既に8割は勝負が決まっている」なーんてことを部下に説教し、現にそのあたりはけっこう細かかったりする。
そりゃ、外部資金の公募型試験研究を4年連続で取ってたものな。金を取ってから「上手くいきませんでした」で済むわけがないので(済むんだけど次年度から二度と採択してもらえなくなる)、真剣になるもんね。
学生時代から無計画が身上だったのだけど、最近強固な筋金が入ってきたのは、やはり遊びの時くらいは
「・・は?計画?なにそれ」
って感じでやりたいわけよ。
<東北ツーリング>
H27年の秋に行った。
出発時点で決めていたのは、「とりあえず竜飛岬を目指す」ってことだけ。
初日は朝4時くらいに家を出て、日本海沿いを北上、山形県の酒田に着いたのが夕方。途中、羽越本線が海沿いに良い感じで見えている場所があって、そこでカメラを構えているおじさんに話しかけてみたら、すぐ電車が来るはずだと言う。
お、それなら俺も写真を撮っていこう、とポジションを確保したのだが、なんだ電車来ないぞ?
頭を掻きながら時刻表を見ていたおじさん、「あ、勘違いしてた。もう1時間は来ないわ」だと。
電車、来なかった・・・ |
ごめんね〜とえらく恐縮されたけど、いえいえぜんぜん気にしてません。
酒田でさすがに疲れの限界がやってきて、目についた温泉に転がり込んで風呂に入り、大広間で2時間ほど仮眠した。
で、暗くなってからようやく宿探しを始めたのだけど、連休初日とあってまったく空きが見つからない。健康ランドのようなところまでいっぱいで泊まれない。
まあテントも持っていたので適当に幕営しても良かったのだけど、翌日から天候が悪くなるのがはっきり判っていたので、それならもう少し大きな街に行って宿を探すか、と山形市方面に転進。
この時点で竜飛岬はあっちゃ向いてほい状態に(爆)
天童市は真っ暗な街(笑)。そりゃ深夜だもの。でも宿は期待できん。
というわけで、結局仙台に出てしまった。仙台到着は深夜1時。そこでカプセルホテルを見つけて潜り込んだのだが、正直なところこれだったらテントの方がよほど快適だったな、という汚さ(笑)
この日の走行距離は約600km。下道オンリーです。
2日目は雨も降っていたのでそれ以上北上する気も起きず、海岸沿いを南下。
途中、原発事故の影響で二輪は通行止めの箇所があり(四輪は通行可)、係員に迂回を支持された。
「俺、もう繁殖の義務は果たしてるから、今になって多少放射能を浴びても問題ないんだけど」と言ってみたけど、それでも迂回してくれと言われて、そこから磐城まで高速を使った。
磐城から水戸まで走ると、もはや信号待ちだらけの普通の市街地になってきたので、走行意欲が著しく減退し、体力はまだまだ余裕があるものの、水戸でビジホを取って転がり込んでしまった。走行距離200kmちょい。
3日目はスマホのナビを頼りに藤岡まで出て、そこから高速で碓井軽井沢まで出て、鬼押出し〜菅平〜長野市に出て小布施温泉。
いい加減疲れていても、温泉に入って少し仮眠すると復活するので、もう天気も悪くなる一方だし、ここまで来たら富山までもう200kmだし、帰るか、と富山まで一気走りしてしまった。450km走行。
<奥能登ツーリング>
日帰り。朝9時くらいに出て帰ってきたのは夜の8時くらいだったか。
走行距離は400kmくらいなので、まあ楽勝ww
能登鉄道の西岸駅 |
<わたらせ渓谷鐡道の足尾駅を見に行く、の巻>
や、行こうと思ったきっかけは「海街diary」という映画のロケ地になった駅なので、一度見に行きたかったというだけなんだけど。
でも位置を調べれば調べるほど、富山からはなかなか行きにくいところなんである。
距離も300km以上あるので日帰りではきつそうだし、でも東北ツーリングとかの途中で寄るには都市部に近すぎる。これはどこかのついでに行こうと思ってると、多分結局行けないな、と思ったので、ここを目的地にして一度行ってみようと。
日帰りはきつそうだし、どこかで泊まるかもしれないけど例によって宿の予約などはしないので、テントも持参。
早朝4時に出発。
早朝の交差点 |
糸魚川から長野市に出て、菅平から嬬恋村を抜けて渋川市、つまりR406〜R144〜R145〜R353と走った。
渋川市から赤城山の麓の高原を横切ったのだが、これが難物だった。道、わけわからん。おまけに畜産農家密集地帯で、牛の臭いと豚の臭いと鶏の臭いに責められながらの走行(笑)。いや〜、嗅ぎなれてる臭いだけど、バイクではさすがにつらいわ(笑)。
で、足尾駅到着。足尾駅の様子は、こちらのページに。
それにしても、わたらせ渓谷鐡道は面白いけど(トロッコ電車も走ってるし、単両のディーゼル車ってのもグッドww)、わたらせ渓谷そのものはどうも期待しすぎていたのか、別にこれといって特徴がない渓相というか。ふつーの谷。
まあ、富山や岐阜、長野には抜群に良い渓相の谷が掃いて捨てるほどあるもんな。
この時点でさすがに疲れて眠くもなっていたので、とりあえず風呂に入ろうと水沼駅へ。
この駅、駅舎の中に入浴施設があるんだね。
例によって風呂に入った後、大広間の隅っこで横になって1時間ほど仮眠した。
仮眠したらまた例によってしっかり復活してしまい、「お、今から300km、走れるぞ」みたいな調子に(笑)
で、本当に300km走って帰ってきてしまった。帰宅は夜中の2時。
22時間で720km走った日、でした。
今年はやっぱ竜飛岬は目指したいな。
1日で700km走れるんだったら、初日に竜飛岬の手前まで到達できるんだけど・・・