YZF-R25の積載性向上作戦 PARTU

サイドバッグの自作

 

 
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去年までの積載システム

 

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去年までの積載システム

 

 さて、去年までは上写真のような積載システムでツーリングしていたわけだ。
 60Lの防水ダッフルで1週間のキャンプツーリングをこなせていたのだが、今年はテントを新しく買った
 そのテント(クロノスドーム2型)は前のステラリッジ1型より嵩張るので、去年までの積載システムではちょっと容量が足りん。

 また、すべての荷物が1つのバッグに入っていると、レインウエアを出し入れするのにもメインのバッグを開けなければならず、温泉に来て風呂に入るのにタオル1つ出すのにもメインバッグを…ということで、ちと面倒だな、と。

 というわけで、サイドバッグを追加しようと考えていたのだ。
 市販のサイドバッグは2万円近くするし、「金をかけない積載システム」 としては却下。もう半ば意地なのだ(笑)

 いろいろ考えていたのだが、基本形としては去年までに作製したキャリアの下にぶら下げる形のモノ、というのが前提。
 ホームセンターで見かける工具入れのようなハードケースも魅力的だったのだが、R25のテールカウルは先端に向かって大きく絞り込まれているのだ。サイドバッグを綺麗に装着するのはとても難しいデザイン。

 最終的に、「金をかけない」というコンセプトを優先して、ホームセンターで870円のデイパック を2つ買ってきた。これをサイドバッグにするのだ。

 

 

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870円のデイパック(笑)

 

 

 容量は20Lはありそう。もう少し小さいのが良かったのだけど、これしかなかったのだ。
 買って帰ってさっそく、ショルダーストラップをちょきちょき切り取ってメイン気室だけの状態に。

 さて、これをどうやって装着するか。

 

 

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ストラップを縫い付けてディジーチェーン状態に

 

 

 これもいろいろ考えたが、結局安直かつ確実な方法を。
 つまり、デイパックの側面にストラップテープをディジーチェーンのように縫い付けて、キャリアに結束バンドで取り付けるという。

 テープは、これまでさんざキャリアの固定システムやバッグの装着システムで使った20mmテープの余りを使った。

 

 

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キャリアに装着完了…

 

 

 キャリアに装着が完了した状態が上写真。
 強度的には不安が残るのを数でカバー するという戦略(笑)

 つまりこのサイドバッグ、取り外しはできない。取り外すときはキャリアごと、である。
 キャンプ場や宿で持ち運ぶのは、基本的にはメインバッグのみ、ということに。どうせたいしたモノは入れないから。着替えとかレインウエア、タオルくらいなのだ。

 ちなみにバイクをバンクさせた時にサイドバッグもフラフラと揺れると嫌なので、サイドサポートを入れている。
 写真の、キャリアの手前の方に見えるプレートがそれで、この金具さえも結束バンドで留めている(笑)

 

 

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バイクに装着!

 

 

 バイクに装着してみた。
 計算どおり、マフラーにも干渉せず、見た目はともかく寸法的にはばっちりマッチしている。
 このR25の(R25に限らず現代のバイク全般の、だが)ピンと跳ね上がったテールのデザインを、初めて良いな、と思った(笑)

 これで積載能力は、合計100Lということに。

 

 

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サイドサポートの金具

 

 サイドサポートって、なんのことはない単なるL字プレートである。裏から見るとこんな感じ。

 

 ここまでにかかった材料費は…

 キャリア本体のメッシュパネルが1,500円。
 メインバッグはゴールドウインのセールで半額で買ったので8,000円。
 ストラップやバックル類はモンベルで購入。ストラップテープは合計3mほど買ったかな。500円ほど。
 バックル類が合計1,000円ほど。
 フックに掛けるカラビナは100均で買ったので、2つで200円。
 上面の滑り止めシートが300円ほど。
 サイドバッグにしたデイパックが870円が2つで1,740円。
 サイドサポートに使ったL字プレートが1つ650円なので2つで1300円。

 つまり、ここまでで15,000円はかかっていない。
 まあ、試行錯誤している段階で、買ったけど使わなかったパーツとかがあるので、実際はもう少しかかっているけど。
 これでトータル100L、しかもメインの60Lはほぼ完全防水、ということであれば文句はあるまい(笑)

 

 

 

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