バイク動画を撮ってYoutubeにアップしてみる
さて、昨今、特に今年に入ってからはYoutubeに動画を頻繁に投稿するようになり、なんだか主力がwebのテキスト記事からYoutubeに移りつつあるような感さえあるのだけど、それでも長文を書き殴れるweb記事は捨てがたい(笑)
それでもバイクでのツーリング記と動画は相性が良いので、主力は徐々にそちらに移っているような情勢なのですよ。
ま、相変わらず特に積極的に宣伝などをしているわけではないので、フォロワー数も動画視聴数もたいして伸びてはいないのだけど。
でも、一貫した姿勢で動画を作製してアップしていたわけではまったくないので、まあそのあたりの変遷と動画の作成やアップロードについて、ここまでに学んだTipsのようなものをまとめてみようかという次第なのです。
(1)第一期 ただの一人よがり期
最初にToutubeにアップした動画は、そのタイトル「Torque G5で撮ってみた」のとおり、当時使っていたスマホで撮った動画である。
このあたりはバイク動画を撮ってみたという記事に詳しいが、要するにこのスマホの独自機能であるAction Overlayで遊んでいた、というわけなのだ。
このAction Overlayは動画に現在地やマップ、などの各種データをオーバーレイして録画できるというもので、サイコンのセンサーやハートレートモニターなどを接続するとケイデンスや心拍数までオーバーレイ録画できるという、なかなか面白い機能なのだ。
バイク動画でも高度や気温、スピードメーターもオーバーレイできるのだけど、高度は気圧計で測定しているわけではなくマップからの読取り情報らしいので(このスマホに気圧計は付いているのだけど)、まあいまいち面白くないかな、と。スピードメーターは表示させちゃうと公の場では公開できない代物になっちゃうかもしれんし(笑)
なので表示項目は現在地とマップ、気温くらいで落ち着いたのだけど。ちなみに気温計は付いてないので、気温は気象サイトから引いているらしい。
で、仲間内で「こんなん撮れたよ〜」とか見せ合うには、どこかのストレージに保存しなくちゃならないでしょ?
ならまあYoutubeが適当か、と思ってYoutubeにチャンネルを作ったのが始まりなのだった。
(2)第二期 限定視聴者に向けた動画造り期
把握している限り、仲間内以外での最初の視聴者(フォロワー)はカミさんなのである。特に教えた覚えもなかったのに…?
それが、私が何か始めると、「また訳が分からん遊びを始めやがって」と割と冷めた反応を返すのが常のカミさんなのに、この時は比較的行為的な受け止め方をしたのよこれが。
というのは、2021年頃といえば、カミさんがバイクにリターンして一緒に走り始めた時期なのだ。
カミさんは昔々の若い頃は乗っていた元ライダーなのだが(GT380、CB350Four、VT250F<MC08>、AR125という華麗な車歴に半端なバイク乗りはひれ伏するが良い笑)30年以上乗ってなかったわけだが、私が2020年に北海道に行ったとき、帰ってから私があまりにも良かった良かったと吹聴するものだから、自分も連れてけと再び乗るようになった次第なのである。
なのでカミさんの視聴姿勢は、「走って景色が良かった道を動画を見て追体験する」というもので、これは今でも基本的に変わらない。
まあそれは自分の欲求的にもやぶさかではないので、私の動画は絶景道になるとやたら長尺になるのですよ(笑)
この動画作成姿勢は今年になっても続いているし、なんなら今でもどこかでそれを意識した造りになっていたりする。
(3)第三期 画質向上欲求期(Youtubeに高画質でアップするためのノウハウ等)
さて、そうなってくると、気になりだしたのが画質なのだ。
そういう追体験としての視聴となると、このTORQUEの画質はちょっと残念だぞ。
スマホで見ている分にはそれほど気にならなかったのだけど、パソコンの全画面表示やテレビで見始めると、残念と言うか無念な画質(笑)
で、そろそろGoProかInsta360でも買うかなぁ〜、でも1人分の往復のフェリー代以上の金がかかるしなぁ〜、と悩み始めていた今年2025年の初夏の頃、ひょんなことからGoProを入手してしまったのだ。
GoProもInsta360も両方持っている友人が「どっちか片方、譲ってあげるよ」と言ってきたので「どうしてたいして使ってもいないのに2つも買うんじゃ」とかツッコミながらもGoProを譲ってもらった次第。
Youtubeでは今年の志賀草津道路がTORQUEで撮った映像の最後で(その後の動画でも短いシーンではTORQUEで撮った映像を入れているけど)、その次の能登の細道からGoProで撮った映像が主体になっている。
さて、そうなると気になってくるのがYoutubeでの画質なのだ。
これはTORQUEからGoProに替えて初めて意識したことなのだが、なんせTORQUE時代は撮った映像をものままパソコンで見ても残念な画質だったので、それをYoutubeで見ても気にならないどころか気づいてもいなかったのだけど、GoProだとパソコンで直接見るとFHD(1080p)、30fpsという最低限の撮影条件でもうっとりするくらいの高画質。
それがYoutubeにアップすると、どーしてこうも画質が落ちる?
編集してレンダリングする時にビットレートを変えたりしていろいろ試してみたのだが、画質はほとんど変わらず。
能登の細道PART II、能登の細道PART III、GoProのマウント位置を変えてみた、までが試行錯誤して結果が出なかった時期の動画である。
なんせ空や雲にブロックノイズが出るのは許せない。
これはあれだ、画像編集でいうとJPEGの圧縮率を極端に上げた時の現象だ、動画でそれに該当するパラメーターといえばビットレートか?とレンダリングする際のビットレートを極端に上げてみても結果は変わらず。
この時点ではGoProの撮影条件、1080p、30fps、標準ビットレートは変えていない。これで撮った画質に近づけることを目標にしていたので、撮影条件を変えると訳が分からなくなるのでね。
それに撮影条件を大幅に変えるとバッテリーの持ちもSDカードの容量も不安だったので、1080p、30fpsで撮った映像をYoutubeで綺麗に見ることができる、というのは重要なのだ。特に北海道で使うことを考慮すれば。
で、いろいろ調べた。これから行って撮ってくる北海道ツーリングの動画がこの画質だと殺意が沸くから(笑)
それで分かったのは、Youtubeはこちらからアップロードした映像を再コーディングしている、ということ。
まあそりゃ当然でしょう。サーバー容量や回線の問題もあるし、どこかのユーザーが変態コーデックでコーディングした映像をYoutubeにアップしても誰も見れない、なんて事態になりかねないもんな。
問題は、Youtubeが再コーディングに使用するコーデックである。
現状、Youtubeが使用しているコーデックにはavc1という速度重視のコーデックとvp09という画質重視のコーデックがあるらしいが、どちらを使うかは自動判定されるのでユーザーが選ぶことはできないと。
ま、綺麗ごとは言わずに身も蓋もない言い方をすれば、低画質のavc1と高画質のvp09なのである。
なるほど、自分の今までの動画をみれば、ほぼすべてavc1でコーディングされている。そうかぁ…
(ちなみにYoutubeで使われたコーデックは、動画再生画面で右クリック→詳細統計情報を見れば分かる)
で、Youtube側もどちらのコーデックを使うかは自動判定されているようなのだが、vp09を使う条件の一つにチャンネル登録者数があるらしい。
あーそりゃ無理だ。登録者数2桁の泡沫チャンネルである私の動画は、そりゃ問答無用でavc1が使われるわけだ。
もうひとつの条件はアップロードされる動画の解像度で、おおよそ2K以上の高解像度でアップロードされる動画は、ほぼvp09が選択されるらしい。
よし、これだ!泡沫チャンネルでも高画質映像をアップロードするにはこれしかない!
というわけで、2025年の北海道ツーリング以降、動画編集して最後にレンダリングする際には、4K、30fpsでレンダリングして、その動画をアップしている。ちゃ〜んとvp09でコーデックしてくれてるわ。
ちなみに撮影は相変わらず1080p、30fpsなので、Youtubeにアップする前の動画ファイルの画質はこれまでと変わらない。
実は、さらにもう少しでも高画質にできないかと、最新の安房峠の映像では撮影条件を2.7K、60fpsにしている。これを同様に4K、30fpsでレンダリングしてYoutubeにアップしたわけだが…ほぼこれまでと変わらん。
ということで次からは1080p、30fpsに戻す(笑)
実は今でもアスファルトの路面の描写などはオリジナルからかなり画質が低下していて不満ではあるのだが、まう現状これ以上は望めそうにないので、当面はこの「撮影:1080p,30fps、出力:4K,30fps」で行こうかと。
この条件だと、20分ほどの動画でファイルサイズが8GBほどになる。
このペースだとHDDがあっという間に一杯になってしまうな…、駆使しを買い足さなくてはならなくなりそう。
その前に撮影したクリップを大量削除しなくちゃならないかな、と思っていたのだが、こんな動画を作ろうと思うと過去のクリップも削除できないではないか。
ちょっと悩み中。
(4)動画編集について
これまで動画はほぼ撮っまま、せいぜい前後の余分なところをカットしただけでアップしていた。
2021年のせせらぎ街道とかでたまに編集っぽいことをしても、実はスマホでちょちょいと編集しただけだったりする。
動画編集は苦手なわけではなく、過去の記憶からあまりに面倒だと敬遠していたのだ。
10数年前(平成22年だったはずなので、15年前?)、仕事で30分ほどの動画を編集する機会が数回あった。
別に通常業務ではなく、ある演習を撮影した動画を30分ほどに編集して関係各機関に見せる、という仕事を1年の間に2回やったわけだが、当時はパソコンのスペックも低く動画編集ソフトの機能もたいしたことなかったので、それはそれは面倒だったのですよ。
どちらも演習そのものは3時間ほどなのだけど、それを4台のカメラで撮りっぱなしにしていたので、編集するためのクリップは12時間分あったわけだ。それを30分に編集するわけで…
10数年前の動画編集ソフトでも、今のソフトと結果的に「できること」はほぼ変わらない。でもそれをやるための操作性、処理速度は別世界である。
例えば、動画の再生中に一時的に静止させてテロップで写っているものの説明を入れ、再び動かす、という処理。
これ最近でも2025年北海道ツーリングや北海道の絶景道10選の動画でもやってるけど、今のソフトでこの処理をするのは実に簡単。
編集ソフトのタイムラインで止めたいところで一時停止をした上でその画面のスナップショットを撮り、クリップをその位置で分割して撮ったスナップショット画像を挿入するだけ。作業時間として2〜3分あればここまでできる。まあテロップを入れたり、テロップの長さに応じて静止画像の表示時間を調節したりという作業はまだあるにしても。
もっと別のやり方もあるのだろうけど、10数年前の作業経験から今でもこのやり方でやっている。
ところが10数年前のソフトで同じことをやろうとすると…
まず、当時のソフトは1本のクリップを複数に分割することができなかったので、静止画の前後で同じ動画ファイルを2回、クリップとして挿入しなければならない。
そしてその前後、すなわちクリップ1−Aと1−Bの終了と開始を、フレーム単位できっちり合わせなくてはならない。ここは目で見て合わせようとしても絶対に合わないので(1フレームズレただけでも静止する瞬間、動きだす瞬間に一瞬カクッとするのが許せない笑)、フレーム数を読んで手入力で開始フレームを入れるわけだが。スナップショットを撮って挿入するのは同じだが、実作業時間にすると、何度も同じ処理をして慣れた頃でも(この処理、けっこう好きで多用したのだ笑)5分はかかったなぁ。
いやなんせクリップを分割できないので、同じ動画ファイルから複数個所を使いたいときは、いちいち動画ファイルをタイムラインに挿入してカットする作業が必要だったのが一番の問題だったのだけど。
で、現場音声も動画に生かすやり方だと、カメラの背後でくしゃみしたところや雑談なんぞを始めやがった時も(だから撮影班には撮影時は無駄話するなと言ったろうが!笑)、その部分をカットするか別音声を被せるか、その瞬間だけ音声のボリュームを極端に下げるかの処理をするわけだが、それがどれもいちいち面倒くさい。今のソフトだったらちょちょいとできるのに。
なのでヘッドホンを着けて目を血走らせて作業してると他の通常業務は一切できないので、みんなが帰ってしまった夜になってからやってたわけである。
今だったら残業手当を申請しないサービス残業はできないし(上司が怒られるし、そもそもパソコンのログインログアウト時間を人事当局に監視されているので不可能)、申請したらあっという間に人事課が顔色を変えて上司を呼び出す残業時間になっていたわけで、まあ古き良き時代、と言ってはいけないけないのだろうけど、昔だったからできた仕事なわけで(笑)
何より最後に動画ファイルを生成するレンダリングにかかる時間が…
当時は撮影も出力もHF(720p)でやっていたのだけど、たかが30分のHD動画をレンダリングするのに5時間とかかかっていた。
なので動画作成の終盤、通しで見ながらチェックと修正を繰り返す段階では、毎日作業が一段落した夜11時頃にレンダリングをスタートさせて帰宅し、翌朝出勤してきたら動画ができてる、という流れに。
しかも、当時のパソコンの能力では、しょっちゅうハングアップしていたのだ。
なので翌朝出勤しても、途中で止まっていて動画はできていない、ということも3回に2回くらいあった。
今だったらチェックも編集ソフト上ででるのだけど、当時のパソコンでそれをやるとハングアップする確率も高いし、何よりカクカクしてスムースに再生できず、チェックにならなかったので。
そんなわけで30分の動画を2本、その後も10分程度の動画なら5本は作った記憶は、ロクなものではなかったのだ。
遊びでバイクに乗ってるのに、なんであんな面倒くさいことをしなくちゃならないんだ、と。
ところが。
今はスマホでサクサク編集できるし、試しにパソコンの動画編集ソフト(PowerDirectorをパソコンの購入時に一緒に買った)を触ってみると、おお、さくさく動いてレンダリングもあっという間じゃないか!
4Kで20分の動画も2時間くらいでレンダリングできるんじゃん!
これならまたやってみても良いかな、とちょっと編集に本腰を入れるようになったのが、能登の細道以降である。
いわば、カミさん以外の不特定の視聴者を少しだけ意識するようになった、というわけである。
だからこそ画質が悪いのが許せなくて試行錯誤したり調べ物をしたわけなんだが。
というのが現時点である。
この先、さらに本格的にYoutuberとなるべく研鑽を積んでいくのか、「自分とカミさんの追体験」という原点に戻ってしまうのか、それは自分にも何とも(笑)
動画を見ると分かるとおり、今のところ道の駅やキャンプ場といった「走行以外」ではGoProでの撮影はしていない。静止画かスマホで撮った動画で済ませている。
バイクを降りた状態でGoProを回すのは嫌なんだよね〜。
「追体験」で動画を見たいのは走行動画、なので、キャンプ場や道の駅では静止画で十分なのよ。
またバイクを降りてるときはかなり無防備で無警戒な会話をしていたりするので、そんなの公開できないし、公開を意識して構えるのも嫌ぢゃ。
なので今のところは道の駅やフェリーではGoProはほぼバイクに装着したままだったりするし、キャンプ場ではさすがにバイクからは外すけど、ポーチに入れて放置していたりする。この先どうなるかは分からんけど。
(一応、三脚にGoProを装着するパーツは持っていたりする笑)
まあそんなわけで、そのうちアップされる動画を見て「あ、こいつまた気が変わったな」と思うかもしれないし、そもそもそこまで注視している視聴者もほぼいないと思われるので、いつの間にかまったく毛色の変わった動画をアップしてるかもしれません(笑)
今はね〜、360度カメラが欲しくなってるのだよ(笑)
これも「追体験」という基本路線から大きく外れるものではないのだけど、なんせ360度カメラくらいないとちゃんと再現できない景色が多すぎる。
というのも、まあ礼文空港線や江戸屋山道、宗谷丘陵もそうなのだけど、なんと言っても三国峠だ。
ぶっちゃけ、江戸屋山道あたりだと、私の動画を見てもここのスゴさは10%くらいしか伝わっていないのだけど、それでも「おお、凄い景色じゃん」って思うでしょ?
それがね、私の三国峠の映像では、その伝わり度はゼロだよゼロ。
あれは松見大橋に差し掛かった時の、左を向いたカルデラ盆地の景色がエグかったのだけど、カメラが前方固定ではあの原生林は一片たりとも映ってない。
なので帰ってから、360度カメラで撮った三国峠の映像を漁った。私もだけどカミさんは特に熱心に(笑)
でも「追体験」できるような映像は、まだ1つも見つかっていないのだ。
中には、映像がいよいよ松見大橋に差し掛かって「これは…!」と期待感が盛り上がった瞬間に、「おお〜、これはすごい景色ですね〜」とか言いながらバイクを運転しているライダーを写す映像が出てきたりして、「それを見たいんじゃねぇ〜〜!!」と一瞬だけだが殺意を覚えた映像もあるくらい(笑)
今まで360度カメラに興味があまりなかったのは、バイクを運転する自分自身、という映像を多用するYoutuberが多かったからで、その度に「そんなの誰が見たいんじゃ」と思ってたんだよねぇ。
でも、360度カメラでないと撮れない映像って確かにあるよね。
なので自分が360度カメラをもし買ったら、セットは今と同じ位置、バイク後方のできるだけ高い位置かな。自分やカミさんの追体験のための動画、ならやはり景色がよく写る高いセット位置でないとねぇ。
ま、買うかどうかはまだ分からんけど。1人分のフェリー往復運賃よりかかるからな〜。
カメラ買ったら北海道に行けなくなった、というのは本末転倒だし(笑)