2025 年秋 北海道ツーリング

Part V

日付

走行場所

主な走行路

宿泊

走行距離

9/13

富山〜新潟(フェリー乗船)

E8

フェリー泊

244km

9/14

小樽〜上富良野町

E5A〜E5〜道道116〜R452〜道道135

ホテル泊(ウッディライフ) 220km

9/15

〜旭川市〜美深町〜稚内

R237〜E5(旭川北〜士別剣淵)〜R40、E5 ホテル泊(小さなホテルみのり) 329km

9/16

〜礼文島(フェリー)

道道40 久種湖畔キャンプ場(コテージ) 134km

9/17

〜稚内(フェリー)〜宗谷岬〜紋別市 R238 紋別市港湾緑地キャンプスペース 280km

9/18

〜美幌峠〜川湯温泉〜霧多布岬 R238〜道道104〜R243〜道道249〜道道123 霧多布岬キャンプ場 324km

9/19

〜納沙布岬〜霧多布岬 道道808〜R44〜道道35〜道道142 霧多布岬キャンプ場 228km

9/20

〜阿寒湖〜足寄町〜三国峠〜層雲峡 R44〜E44〜R240〜R241〜R273〜R39 層雲峡オートキャンプ場(コテージ) 351km

9/21

〜留萌〜小平町鰊番屋〜留萌 R39〜R233〜E62〜R232 ホテル泊(ニューホワイトハウス) 207km
9/22 〜小平町鰊番屋〜小樽(フェリー乗船) R232〜R231〜R337〜R5 フェリー泊 204km
9/23 新潟〜富山 R402〜R352〜R8
261km

合       計



2782km

 

動画はこちら(Youtube)


<9月17日>


0917


 さて、翌17日。
 この日はフェリーで稚内に戻り、そのままオホーツクラインを可能な限り南下する、という予定である。
 「霧多布岬キャンプ場で連泊したい」という希望なので、18日には霧多布入りしたい。となると、17日はできれば紋別、最悪でも雄武町あたりまでは南下したいところである。最短ルートを行けば雄武町以北からでも霧多布には行けるのだけど、面白そうなところをほとんど通れないルートになってしまうので。

 そのルートなのだけど、香深から稚内に渡るフェリーの始発が8:55なのだ。稚内着は10:50、つまりほとんど昼である。昼から何km走れるか?というのが今日の勝負どころなのだ。


0917-01
久種湖畔キャンプ場の朝


 あー、やっぱ夜に降ったんだね〜。風はいかほどのものだったのだろう?
 今日は8時ごろに香深港に着けば余裕なので、朝はわりと余裕があるのだ。

 写真奥は隣のコテージで、ここには中国人と思われる2人のライダーが泊まっていた。
 それが、我々が出発の準備をしている時に管理人の兄ちゃんがやってきて隣のコテージを確認しに入り、「どえらいことになってます!」と悲鳴を上げながら出てきた。中がぐちゃぐちゃで悲惨な状態らしい。
 外国人のマナーの悪さは日常的にニュースになってるけど、これ少なくともチェックイン時に注意書きでも渡しておかないとどうにもならなそう…
 渡しても同じかもしれんけど。


0917-02
礼文空港のターミナルビル(ビル?笑)


 そしてやっぱり礼文空港を通るルートで香深に帰るのだ(笑)
 ローカル鉄道の駅舎に毛が生えたくらいの可愛らしい空港ビル。


0917-03
礼文空港のターミナルビル(ビル?笑)


 やけに綺麗だと思ったら、まだ維持管理はされてるのね。
 乗客は歩いて飛行機に乗るような空港なんだろうな。

 …ちょっと一度くらいは乗ってみたいかも。


0917-04
香深港にボレアース宗谷が入港


 そして香深港に到着。
 ちなみに来る途中でセイコマに寄って朝食を仕入れている。

 ん〜?
 考えてみれば、ここ礼文での食事は3食セイコマじゃん!(笑)

 実はこのあたりから我々は2人ともセイコマにドハマリしていたのだ。こんなこと、過去の北海道ツーリングではなかったのに。
 セイコマのホットシェフとは店舗内調理なのだけど、最近は他のコンビニでも始めているがセイコマがハシリだった。
 このホットシェフのおにぎりにドハマリしたのだ。最初の数日で全種類食べてみて、それ以降は私とカミさんがそれぞれ自分のお気に入りのおにぎりを毎回買って食べていた。ちなみにカミさんは松前漬け、私は明太マヨネーズ(笑)
 他のホットシェフメニューも目ぼしいのはほぼ食した(笑)


0917-05
あー、さらば礼文島


 礼文島からのフェリーが出港する時は、名物となった桃岩荘(桃台猫台展望台の近くにあるユースホステル)の賑やかな見送りがあって、いつの間にかカミさんも混じって手を振っていたりする(笑)


0917-06
アマポーラ宗谷とのすれ違い


 帰りもけっこう揺れた。
 それでもまあ上部デッキに上がっても海水を被ることもなかったし、穏やかな航海だったのだ。比較の問題だけど(笑)
 カミさんも後部デッキのベンチにドカッと座って動かざること山のごとし作戦を敢行したおかげか、船酔いせずに稚内に到着。


0917-07
無事下船


 無事下船。
 そこに停車しているのはこれから礼文島に渡る乗船待ちのバイクだね。いいなこれから行くんだ〜。
 稚内港近くのセイコマで昼食を買い込み宗谷岬で食べよう、ということにしたのだが、これがあの惨事の伏線になるとは…(笑)


0917-08
宗谷丘陵 白い道(Youtube動画からの取り込み)


 今日はオホーツクラインをできる限り南下したい、ということで宗谷丘陵と白い道はパスでいいかな、と思っていたのだ。
 ところがカミさんが行こうと言う。
 過去2回の白い道は曇天だったこともあって、カミさんは「ふーん」という程度の反応だったのよ。それがどうした風の吹き回しだ。
 話せばカミさんは白い道は未舗装路なので苦手なのだけど、宗谷丘陵は好きなのだと。
 そんなら行くか。今日は快晴なので白い道もバリバリに映えるだろうし。

 ということでとりあえず宗谷岬はノンストップでスルーして宗谷丘陵に入った。
 やっぱ宗谷丘陵のスケール感は何度来ても圧倒されるのだけど、これ映像では伝わらん(笑)
 360°カメラが欲しくなるなぁ…

 白い道は抜群だった。やはりこの道は晴天でないと魅力半減なのだ。
 この海と空の青と道の白のコントラストがすげぇのだ。

 ただ、今日は道がもうひとつ「白く」ない。最近宗谷地方にも大雨があったりしてたのだけど、その影響で白かったホタテの貝殻がかなり酸化している?
 おまけに湿気を含んだ貝殻なので、白い道を走った後は車体下部が真っ白になるのだ。
 まるで石灰を塗布したみたい…というか石灰そのものと言って良いのだけど。
 さらに路面上に水が通った溝ができていたりして、かなり荒れている。

 それでも晴天の白い道は満足なのだけど、カミさんは路面の荒れで景色をじっくり見るどころではなかったらしい(笑)

 で、白い道を降りて宗谷岬に戻ってきた。ここでセイコマで買い込んだ昼飯を食おうと。


0917-09
宗谷岬にて


 宗谷岬にて。ここで惨事が。
 カミさんが持っているのがセイコマオリジナルのオレンジソーダなのだが、これ過去2回の北海道ツーリングで共に「噴きこぼし事件」を起こした炭酸飲料なのである。
 強炭酸で美味いのだけど、隙あらば噴き出そうとする危険な飲料なのだ(笑)

 なので今回のツーリングでも既に何本か買っているのだけど、噴きこぼし対策はがっちりやってきたのだ。対策といっても、一度キャップを緩めた後、噴いてきたタイミングで締め直すという「圧抜き」をやっているだけなのだけど。
 それで巧くいっていたのだが、ここ宗谷岬で派手に噴きこぼしてしまった(笑)

 稚内のセイコマで買った後、一度圧抜きをしていたのだが、その後荷物に積んで宗谷岬〜白い道を走っている時に揺れで再び圧が高まっていたことを計算に入れてなかった(笑)

 いやぁ、普通の炭酸飲料はここまで噴かないんだけどねぇ。よほどの強炭酸なのか?


0917-10
シカ、いるし…(笑)


 普通にシカいるし(笑)

 もうひとつ。宗谷岬で出会いがあった。
 動画の方には「驚天動地の女の子」とだけ触れていて詳細はこちらで、なんてテロップで流してしまったのでその話を(笑)
 動画編集で長々とテキストを書くのは面倒くさいのよ(笑)

 彼女は前日、礼文島で何度か姿を見かけていた。
 狭い島だもの、うろうろしていれば必然的にあちこちで遭遇するものなのだ。
 で、その時は彼女は「驚天動地」と背中にプリントされたジャージを着ていた。ちなみに16日は島内を原付のレンタルバイクで回っていたらしく、PART Uの動画にも彼女が乗っていた原付のスクーターが何度か映っている。
 バイクだけではなく本人とも何度か接近遭遇しているのだけど、会釈くらいはしていたけど会話まではしていなかったのだが…

 今朝の帰りのフェリーにも乗っていたのだ。
 カミさんが後部デッキのベンチで不動態勢を貫いていたおかげで彼女の観察をしていたらしく、あちこちでグループに混ざって話し込んでいたのでてっきりグループで来ていたのかと思いきや、カミさんの観察によるとどうやら1人らしい。てっきり大学か何かのサークル旅行で来ていた様子だったのだが、確かにそれらしいグループはいるけど、彼女はそのグループの一員ではないようだ、と。

 宗谷岬でバイクを停めた時、手を振りながら駆け寄ってくる女の子がいた。まるで大学の友人に思わぬところで会ったみたいな感じで。

 「礼文島におられましたよね!」って聞かれたので「ああ、驚天動地のジャージを着た子」と分かったわけで。

 聞けば車で北海道を1か月ほどの予定で回っていて、礼文島にもフェリーに車を乗せて渡ったそうなのだが、原付の方が島内では便利そうだと思って2日目(つまり16日)はレンタルバイクで原付を借りて島内を回っていたそうだ。
 で、あの桃岩荘に2泊したらしい。
 「1泊目で桃岩荘のあの雰囲気に慣れました」って言ってたけど、いやいや自分も泊まったことはないが噂に聞くあの桃岩荘に1泊で馴致するとは(笑)
 この独特の、人との距離感がバグっているような人懐こさは生来のものなのか、それとも桃岩荘の2泊で培われたものなのか(笑)

 「夫婦でバイクで走っているなんてカッコいいな、って思って話してみたいと思ってたんです♪」なんて言われたけど、彼女来年はバイクで北海道に来ていたりして(笑)
 それとも桃岩荘で働いていたりして(笑)

 彼女はまだたっぷりと日程も残っているので急ぐ旅ではなく、この日は猿払で泊まるつもりとのこと。ならもう着いたも同然の距離。
 まだまだゆっくり走ります、ってことなのだけど、我々は今日中にどこまで南下できるかが勝負の日なので、先を急ぐことにする。

 話し込んだらここで日が暮れそうな気もしたし(笑)

 で、ここから紋別までの写真はほぼない(笑)

 動画ならバイクに乗って走りながら撮れるので、エサヌカ線でも撮っていたしオホーツクラインでもけっこうな尺を撮っているのだけど、写真となるとバイクを降りなければ撮れないので、降りたら何か食べたり飲んだりする方が優先になるし、なかなか写真を撮る気になれないのだ。

 こういうテキスト主体の記事と動画では、そもそも行動がかなり違うのだねぇ。


0917-11
紋別市港湾緑地キャンプスペース


 というわけでいきなり紋別に飛ぶのである(笑)
 オホーツクライン、いつもいつも距離を稼ぐのが優先、みたいな走り方になって不憫だ…(笑)
 や、オホーツクラインも綺麗な絶景道なのよ。
 なのだけど、オロロンや礼文や宗谷を通ってくると、既に感覚がマヒしているので「ふーん、綺麗だね〜」って先を急ぐ走り方になってしまうのであった(笑)

 何はともあれ、目論見どおりの紋別到達である。ここまで来ておけば明日は霧多布までいろいろ選択肢もあるというものなのだ。

 そして北海道入り4日目にして初のテント泊である。軟弱者め(笑)

 ここのキャンプ場は比較的市街地に近いため、風呂と夕食には困らないのだ。
 と言いつつ、風呂に隣接していたラーメン屋でさくっと済ませてしまったのだが(笑)
 いや去年も一昨年もカミさんがラーメンに消極的であまり食えなかったのだが、今年はセイコマに目覚めたことで嗜好が変化したのか、わりとラーメンでもいいよ、みたいなことを言う。あ、私の通風発症で海鮮系が厳しくなったので気を遣ってるのかもしれんけど。



<9月18日>

 

0918


 さて18日。
 天候は曇天。まあ別に降る予報でもないので良いけど。
 礼文が快晴だったので喜びのあまり「後はもうすべて雨でもいいっ!」って口にしてしまったのだけど、やっぱ雨は嫌ぢゃ(笑)
 それに霧多布でも晴れてほしい。というか荒天の霧多布はいかにも辛そうだし。

 で、最短距離を直行するだけならたいした距離ではないのだが、あれこれ寄りながらということになるとけっこうな距離を走る日になることも確実なので、朝早くの出発なのだ。というより朝ゆっくりすればするほど選択肢が減っていく、という行程なのだ。

 曇天ということでさっそく選択肢を1つ消した。
 晴天なら能取岬に行きたかったのだ。去年訪れて度肝を抜かれた絶景岬だったので。
 でも曇天ならいいや、とあっさりパス(笑)
 去年は快晴の能取岬への道で動画も撮っていてYoutubeにもアップしているのだが、去年はスマホで撮っていて画質がちょっと残念だったからなぁ。できれば撮り直したかったのだが。

 ちなみに私のスマホは京セラのTORQUEというモデルである。口の悪い息子たちには「頑丈なだけが取り柄のスマホ」と呼ばれている機種である。
 特にカメラは悲惨なのだ。ほんと最初期モデルのG01では呆然とするほど情けない画質だったのだが、モデルチェンジの度に改善はされている。
 改善はされているのだが他モデルがもっと改善されているので、「最も画質が残念なスマホ」というポジションは不変なのである(笑)
 それが少し前の機種からAction Overlayという、動画に地図やスピード等の種々の情報をオーバーレイ表示&録画できるという機能を付けてきて、それが面白くてAction Overlayで撮った動画をアップし始めたのがYoutubeを始めたきっかけだったわけだが、今年はついにGoProに乗り換えてしまったわけである。

 今回の北海道ツーリング動画でも、車載以外の動画はTORQUEで撮ったものなのだ。画質の差は歴然としているが。

 なので快晴の能取岬はぜひGoProで撮り直したかった。まあお天道様には勝てないのであっさりパスしたが。

 能取岬をパスしたのならさっさと内陸に入った方が距離的には有利なのだけど、昨日は給油するのを忘れて寝てしまったため、ガソリン残量が心細い。
 なので給油するのではR238を走って、給油後に内陸にステアリングを切ったわけであった。


0918-01
美幌峠からの屈斜路湖


 例によって写真は撮影をサボり気味なので、いきなり美幌峠に飛ぶ(笑)
 曇天だけど、なかなか神秘的で悪くない景色。
 …まあ感覚がマヒしているので感動もそれなりだけど(笑)

 

0918-02
美幌峠で寝る女(笑)


 そして美幌峠で寝る女(笑)
 カミさんが寝ている間、私は岐阜から来たライダーと話し込んでいたのであった。

 さて、美幌峠でカミさんと今後のルートについて検討。

 ここから霧多布に至るルートとしては、最終的には別海のR243を走って道道を南下して浜中町に至るルートになるわけだが、その途中で1〜2カ所は寄り道できそうなので。
 で、摩周湖に行ってみるという案も出たのだが、川湯温泉案が出た瞬間に他の案はすべて却下となった(笑)

 川湯温泉は、2023年の北海道ツーリング記にも書いたが、私の職場に何人かいる北海道在住経験者が口を揃えて「一度は行っとけ!」と猛プッシュしてくる温泉なのだ。
 2023年にも行ったのだが、この時は早朝で公共浴場も休止していたため外来入浴はできず、足湯だけ入って通過したのだ。
 でも温泉街全域に立ち込める硫黄の匂いが強烈で、これはぜひ一度ちゃんと入りたいと思っていたのよ。
 今回は時間帯もひと風呂浴びるにはちょうどいいし、公共浴場も運営が代わって再開してるし、そりゃ行かない手はないでしょー。


0918-03
川湯温泉公共浴場 よしじの湯


 というわけでやってきたのは川湯温泉「よしじの湯」
 2年前に前を通りかかった時は半ば廃墟化していたが、綺麗な建物になっている。


0918-04
川湯温泉にひらゆ温泉のタオルを持って入る(笑)

 

 その川湯温泉に平湯温泉のタオルで入るという暴挙(笑)

 それにしてもこの公共浴場の正式名称は「湯吉」なのか「よしじの湯」なのかよく分からん(笑)
 写真を見ていて気が付いたけど、「世界で2番目」って何のこと?(笑)


0918-05
よしじの湯の内部


 中はレトロ感に溢れている。昭和の映画のポスター、レコード、ペナントをどこで集めたんぢゃ、と不思議に思うほど貼られまくってる。
 いやそもそも今の若い人はペナントなんて知らんでしょ(笑)
 部屋に貼られている三角形のがペナントなんだよ〜。これちなみに、ほとんどが紙じゃなく布製だからね。
 昭和の時代はこんなものがあらゆる観光地で売られていたんだよ〜
 そういや観光地だけじゃなく山小屋でも売ってたな…
 登山なんて荷物が多くなるってのに、どうやってこんなものを持って帰ってたんだか…

 こんな文章を書いてると、あ〜昭和ってもう「歴史」になっちゃったんだな〜、ってつくづく思うわ(笑)


0918-06
よしじの湯 脱衣所


 脱衣所。
 こんなベンチ、どこから見つけてきたんぢゃ…
 この鍵付きロッカーも見たことないぞ?


0918-06
よしじの湯 浴槽


 浴槽はこんな感じである。誰もいない時間帯があったので撮ってみた。
 このタイル張り…昭和の銭湯によくこんなのがあったぞ…
 いや今どきこんなのを造ってるところがあるのか?
 どこで入手したのこんなの?

 

0918-08
温泉の定例ポーズ、久しぶりにやってみた(笑)


 いや〜、いろいろ面白い温泉だけど、湯は超正統派、むっちゃ良い湯なのだ。
 硫黄の匂いって腐った卵の匂いとか言われるけど、温泉ならこんなに至福の匂いなのはどうしてだ。
 たっぷり漬かった上に、タオルに温泉の湯を沁みこませておいたのだ(笑)

 えぇ湯やった〜。生涯ベスト3に入れてもいいな。
 …こうして生涯ベスト3が増えていくのである(笑)


0918-09
これが「パフュームロード」だ!!(笑)


 さて、川湯温泉に泊まりたいくらいだが、気合を入れ直して霧多布を目指そうかね。
 川湯温泉から弟子屈に出て、別海町へのR243を東に進む。
 5年前に北海道に来た時もこの道を走ったのだけど、この時、私はこの道に「パフュームロード」と名付けた。
 当たり前に出てくる10kmレベルのド直線、道の両側は果てしない牧草地や放牧地、ここの公安委員会のオフィシャルなのでは?と思うほど頻繁に出てくる「牛横断注意」の看板、そして常に漂っている牛糞の香り(笑)

 でもまあ実際、北海道なんて全道が酪農地帯と言っても過言ではないし、ド直線の両側が牧草地という光景もありふれている。
 なのでここだけをことさらに「パフュームロード」というのもアレだねぇ、なんて話しながら走っていたのだ。
 が、カミさんが言うには、「コンビニの中でさえも香っていたのはここだけ」なんだと。
 そうかぁ、そんならやっぱりここが「パフュームロード」を名乗るのに相応しい道なんだ(笑)
 ここはどこか「堅気の人に見せる」ことを意識した他の酪農地帯とはガチ度が違うもんなぁ。
 この道の真ん中あたりにコンビニか道の駅でも作れば、けっこう集客できるのでは?そこで乳製品を売りまくる。

 …でもそれやったら、ガチ度が少し下がっちゃうね。「見せる」ことを意識しないわけにはいくまいて。
 ならやはりこのままが良いのかなぁ。


0918-10
霧多布岬キャンプ場


 や〜っと霧多布岬キャンプ場に到着。
 内陸の直線路は実際の距離以上に長く感じるわ。

 ここは無料のキャンプ場なのだが、近くにある「霧多布温泉ゆうゆ」で受付をする必要がある。
 なんかアンケートがあって、それを読むと有料化の検討もしているとのことで意見を求められたが、まあ有料化されても安ければここで張るけどね、でもあまり高くしてほしくはないし、設備投資もあまり高規格化はしてほしくないなぁ、と回答しておいた。

 いや高規格化→高価格化って、キャンプブームのご時世の流行りでしょ。キャンプブームが去った今頃そんなことしてどうするってのよ。
 鳥取の柳茶屋キャンプ場なんかがモロにその流れで高規格化、高価格化したキャンプ場なのだけど、ここ有料化されてから行ってないしキャンプツーリングライダーが行くキャンプ場でもなくなってしまったので情報も入ってこない。
 ま、収益が出ていれば良いのだけどね。もう自分が行くようなキャンプ場ではなくなってしまったので興味もないが(笑)

 最近ではここ北海道の厚真町にある大沼野営場も高規格、高価格化して名前もOHNUMA CAMPBASEなんてのに変わってしまった。
 多分もう行かないキャンプ場なので(あの管理人のおっちゃんの顔は見たいけど)、あれからどうなってるかは知らん。

 無料では維持が苦しいことは当然なのだけど、ここに張るキャンパーは温泉や食事などでそれなりにこの街に金は落としているわけで、キャンプ場単独の収益だけを見られると、少しピントを外してしまう気もするんだけどね。

 高規格化しても良いけど、安いフリーサイトも残してね、といったところだけど、ここはそんなにスペースもない気がするけど…

 もうひとつ。
 SNSでこの北海道ツーリングの予定なんぞを話していたところ、「ゆうゆの隣の浜中町役場で、無料で牛乳がもらえるよ」という情報をくれた人がいたのだ。
 ここで私は、「え?こんなところに役場があるの?」と、無料の牛乳とは違うところに反応してしまった(笑)
 霧多布地区って、浜中町の中では辺境に位置する街、と思ってた。いや現に霧多布の街、とってもコンパクトだし。

 何よりここ霧多布って、2本の橋で北海道本土と繋がっている、地形的には「島」である。
 こんなところに役場を作ったら、地震や津波で橋が落ちたら役場が孤立してしまうではないか。どーしてこんなところに役場を?

 と不思議に思って調べてみたら、以前からここ霧多布地区が浜中町の中心地だったらしい。根室本線に浜中駅があるので、てっきりそこが浜中町の中心街なのかと思っていたら違うんだと。やっぱ漁業ができる海沿いが中心地になるのかぁ。

 で、元々はこの霧多布地区は本土と陸続きだったのだそうだ。まあそれももっと以前は島で、陸繋砂州ができて地続きになった陸繋島だということなのだが。いつ頃地続きになったのかは調べきれなかったが。ChatGPTにも聞いてみたが、はっきりした文献は確認できなかった、と返してきた。
 しかし大正年間の地形図には地続きであるかのような表現がされているので、まあ少なくとも100年前は霧多布地区は島ではなく半島になっていたのは確実なようだ。

 であれば、ここ霧多布地区が漁業の中心地→町の中心街になって、ここに役場ができた、というのは何となく分かる。
 それも元々は霧多布の市街地、すなわち砂州上に役場があったのが、津波被害を想定して現在の高台に役場が移転されたのが令和3年と、ほんとについ最近のことだったらしい。

 で、元々半島だった霧多布地区が今の島になったのはいつかというと、これも比較的最近のことで、1960年のチリ地震の津波で砂州が流出して「島」になった、ということらしい。そりゃあ元々海流などの関係で砂が積もってできた陸地なら、津波が来れば簡単に持っていかれるよな…

 この霧多布地区は砂州の上にある街なので、この時の津波では街が壊滅状態になり人的被害も出ている。
 さらにこの僅か8年前、1952年の十勝沖地震の時も、霧多布地区は壊滅状態になっているらしい。
 それでもここから離れないとは…相当の意地と覚悟でここに住み続けているんだろうな…
 まあここから離れたら漁業ができなくなっちゃうもんな。
 それでも役場は本土側に移転した方が…とも思うけど、このあたりは本土側も一面の湿原だもんな。もうひとつ内陸の茶内とか浜中地区まで行かないと安定した地盤の土地は望めないのかも。まああのあたりも湿原みたいなものか…いろいろ検討してこうなったのだろうし。


0918-11
テント設営完了♪


 ま、そんなわけで、そんなことをつらつらと考えながらも、テントを張ったらさっさと「ゆうゆ」に行き、風呂に入って飯も食って、テントで飲む酒まで買って帰るのであった。

 さて、明日はここにテントを張りっぱなしにして納沙布岬まで行ってくる予定である。
 天候もまだ明日は持ちそうなので楽しみだなー。 



  

⇒Next
⇐Before

Back to up