2025 年秋 北海道ツーリング
Part U
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日付 |
走行場所 |
主な走行路 |
宿泊 |
走行距離 |
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9/13 |
富山〜新潟(フェリー乗船) |
E8 |
フェリー泊 |
244km |
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9/14 |
小樽〜上富良野町 |
E5A〜E5〜道道116〜R452〜道道135 |
ホテル泊(ウッディライフ) | 220km |
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9/15 |
〜旭川市〜美深町〜稚内 |
R237〜E5(旭川北〜士別剣淵)〜R40、E5 | ホテル泊(小さなホテルみのり) | 329km |
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9/16 |
〜礼文島(フェリー) |
道道40 | 久種湖畔キャンプ場(コテージ) | 134km |
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9/17 |
〜稚内(フェリー)〜宗谷岬〜紋別市 | R238 | 紋別市港湾緑地キャンプスペース | 280km |
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9/18 |
〜美幌峠〜川湯温泉〜霧多布岬 | R238〜道道104〜R243〜道道249〜道道123 | 霧多布岬キャンプ場 | 324km |
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9/19 |
〜納沙布岬〜霧多布岬 | 道道808〜R44〜道道35〜道道142 | 霧多布岬キャンプ場 | 228km |
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9/20 |
〜阿寒湖〜足寄町〜三国峠〜層雲峡 | R44〜E44〜R240〜R241〜R273〜R39 | 層雲峡オートキャンプ場(コテージ) | 351km |
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9/21 |
〜留萌〜小平町鰊番屋〜留萌 | R39〜R233〜E62〜R232 | ホテル泊(ニューホワイトハウス) | 207km |
| 9/22 | 〜小平町鰊番屋〜小樽(フェリー乗船) | R232〜R231〜R337〜R5 | フェリー泊 | 204km |
| 9/23 | 新潟〜富山 | R402〜R352〜R8 | 261km | |
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合 計 |
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2782km |
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<9月15日>

さて15日。
ここ上富良野は気持ちよく晴れている。が、稚内地方は時折雨で、何より強風、という予報は変わらず。
ならオロロンではなく内陸ルートで稚内を目指すべきか、という状況である。
さらにもうひとつ悩ましい問題が。
というのは、前日からインカムが調子悪いのである。
具体的にはこちらの声はカミさんには普通に聞こえるのだが、カミさんの声が私にはほとんど聞こえないのだ。
停車している状態で耳を澄ませば辛うじて何言ってるか分かるくらいのレベル。
昨日もマイクのゲイン設定とかいろいろ試してみたけどまったく改善されず。
なので昨日の時点では午前中の風雨でマイクの接点かマイクが浸水しておかしくなったか、と考えていた。
それで夜にドライヤーをあてたりして乾燥させてみたのだが、今朝になっても状況はまったく変わらない。
どちらかのユニットがおかしくなった可能性も考えて、互いのユニットを交換して試してみたけど状態は変わらず。
カミさんは「だって昨日(新潟までの行程)でも聞こえないって言ってたから、雨のせいではないんじゃ?」とか言ってたが、いやいや昨日は声はちゃんと聞こえてたけど風邪によるかすれ声で何言ってるか分からんかっただけだから(笑)
声自体が聞こえない今の状態はまったく違う。
まあそれはともかく、可能性としてはカミさんのマイクがおかしくなった、と考えるのが最も妥当か。
とすると、対応としては新しいマイクユニットを買って交換すれば解決するかも。
カミさんはこのままでツーリングを続けるのは不安だと言うので、その方向で考えたのだが、調べてみると旭川から北でマイクが入手できる可能性は極めて低い。
B+COMの取扱店は旭川に2店舗あって、マイクなどのパーツの在庫がありそうなのはホンダドリームの旭川店なのだが、この店の開店が11時なのだ。
今いるこの宿は上富良野と美瑛のほとんど町境なので、旭川なんぞ30分もあれば着いてしまう距離。11時に旭川となると、どこかでかなりの時間を潰さねば。
なら、青い池、行くか。
という理由で青い池に行くことになった次第なのだ(笑)
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| 美瑛の青い池 |
というわけで想定外の理由で来てしまった青い池。
早朝だと言うのに人は多くてバリバリの観光地である。
確かに青い。
なんかハーナーテトラチオン培地みたい、と言ってみてもカミさんには分からないわけだが(笑)
(ハーナーテトラチオンとは、主にサルモネラ属菌の前増菌で用いる培地の名前笑)
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| 青い池の周遊路 |
雰囲気が良い並木道。
カミさんが夫婦だろうがカップルだろうが女の子同士の観光客だろうが、あたりかまわず写真撮影を買って出ている。
代わりに自分たちの写真も撮ってくれ、ということらしいが。
まあその写真はここには載せんけどな(笑)
これでもまだ時間が余ったので、旭川の道の駅に寄って職場への土産を買って発送してしまおう。
不本意に生じてしまった余剰時間もとことん利用するのだ(笑)
さて、いよいよホンダドリーム旭川店に乗り込む。
言っておくが、電話確認する時間も余裕もなかったので(なんせ開店と同時に入店するような押し入り方笑)、B+COM ONEのアームマイクの在庫があるかどうかも分からず、そしてそれを交換したところで問題が解決する保証もない、という状況である。
入店して確認すると、B+COM ONEのアームマイクの在庫はない、という。くっそう…
ところが陳列棚を見ていて「お?」と思ったのは、ワイヤーマイクの在庫はあるのだ。
そしてオプションのワイヤーマイクホルダーもあるのだ。
これはジェットヘルメットだと通常はアームマイクになるのだが、ワイヤーマイクを口元に固定するホルダーがオプションで出ていて、それを使うとアームマイクの代用になるわけである。これ買えばイケるぞ。
となると、マイクを交換すれば問題が解決する確証が欲しい。
試供品があれば、それのマイクを取り付けてみれば一発で分かるのだが…
でもONEの試供品はないと言う。SB6Xの試供品はあるのだが、見るとマイクの端子の形がまったく違う。これではONEに装着してみることはできない。
あー仕方ない。ギャンブルにはなるけどワイヤーマイクとホルダーを買うしかないか。
買った。とりあえずワイヤーマイクを取り付けて通話できるか試してみた。
バッチリじゃん!
よし、それならホルダーを付ければ問題解決!である。
店内のテーブルを借りてホルダー装着。これ内装を一部外さねばならないし、位置決めが少々面倒なので少し時間はかかったが、それでも正午前には完成。
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| インカムのマイク換装 |
ワイヤーマイクとホルダーを装着したのが上写真である。このホルダーの中にワイヤーマイクが固定されているわけだ。
まあそんなわけで、旭川でほぼ正午、という事態になったわけなのだ。動画では諸事情あって、とさらりと流しているけど、こんな事情だったわけで(笑)
さあこれから稚内に向かうわけだが、正午から300km走らねばならない、というミッションなわけ。
…なんかこんなこと、つい最近もあったような気がするけど…思い出せないな。
この旭川〜稚内区間は動画は撮っているけど写真はほとんどない。撮る余裕なんてあるか(笑)
使える高速はすべて使いながら、時折降られながら、強風に耐えながら、何とか日没前に稚内に辿り着いた。
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| 稚内市 ヤムワッカナイ港のゆ |
翌16日は朝一番、6時半のフェリーで礼文島に渡るわけで、1時間前にはフェリーターミナルに着いておきたい、となれば朝5時半前には走り出す必要があるわけで、テント泊だと撤収が面倒なのでこの日もホテル泊なのだ。
最近、ホテルが異様な値上げをしていて、2年前はリーズナブルな値段で泊まれたドーミーインなんて「おのれは何様のつもりじゃ」と言いたくなるほど高くなっている。
で、リーズナブルなホテルを探して、ノシャップ岬のすぐ横に見つけたホテルを予約しているのだ。
日没寸前に稚内着なので、風呂と食事を済ませてからホテルにチェックインする方が何度も行き来しなくて済むので、まずはヤムワッカナイ港のゆ、に来た。
ここ、超お気に入りの温泉なのよ。個人的に生涯ベスト3に入れているくらいの温泉なのだ。
まあ毎度、ここに来るときは小樽から1日でここまで来ていて、一昨年(2023年)などは小樽から稚内に来てなおかつ宗谷岬まで往復しているので430kmくらい走っている。
なのでここの温泉が大好き!というのは「毎度ここに来るときは疲れている」補正は必要だとは思うけどね(笑)
そして今日も疲れている(笑)
なんせ正午には旭川にいたのだ。そこから300km、常に強風と、時に雨とも闘いながらここまで来たのだ。
そりゃ温泉も気持ちよくないはずがない(笑)
やっぱり今日も生涯ベスト3に入る気持ちよさ、なのであった(笑)
…ベスト3、10くらいあるけどね(笑)
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| 今宵の宿 ちいさなホテルみのり |
今夜の宿はここ、ちいさなホテルみのりである。
ノシャップ岬のすぐ隣、徒歩1分くらい?という立地なので、ここに夕方来れていれば散歩するのも楽しそうなんだけど。
今回はチェックインしたら即寝る、という忙しさ(笑)
翌朝も日の出とともに出発、という感じになるので、ほんとに寝るだけ、という少しもったいない泊まり方なのだ。
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| ちいさなホテルみのりの部屋 |
快適な部屋だったので、いつかゆっくり泊まりに来たいねぇ。
<9月16日>

9/16、いよいよ礼文島に渡る日、である。
この礼文、利尻の2島は日本最北端の街である稚内まで辿り着いてからさらにフェリーに乗らなければ行けない島のため、ほんと行きにくい場所なのだ。
フェリー代もバイク込みだと1万円を超えるし…割高感はどうしてもするよね…
なので気軽に「礼文にも行ってみるか」ってノリではなかなか行けないのよ。「よし、行くぞ!」と気合を入れなければ行けない島、なのだ。
でもやっぱり一度は行ってみたい島、なので今年は予算も日程もがっちり確保して渡ることにしたわけだ。
利尻と礼文の両方を回ることも考えたが、利尻は見るには魅力的だけど行きたいか?となればどうしても、というほどでもないんだよね。
ということで今回は礼文島のみ1泊で、というスケジュールにしたわけである。
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| 早朝の稚内港 アマポーラ宗谷が停泊している |
稚内から礼文へのフェリーは早朝6時半出港の便が始発なので、とりあえず5時半過ぎにはフェリーターミナルに到着した。
ハートランドフェリーは二輪は予約できないため、当日の出たとこ勝負なのだ。なのでゆったり到着したら二輪は既にいっぱいで乗れない、なんて事態は避けたいものね。
ところが来てみれば、バイクは我々の他にはたった1台だった(笑)
14日にあれだけ大量のバイクが北海道に上陸しているのに(笑)
まあそういうことだよね。やっぱ利尻・礼文は遠い島だわ。
| さぁ、礼文島に行くぜぃ |
ハートランドフェリーはe-チケットのようなデジタル化は進んでいないので、こんな風にバイクにチケットを結びつけるのだ。
いいねぇこれ。島に渡るんだぜぃ、という特別感が込み上げてきてテンション上がるわ。
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| バイク乗船完了 |
このフェリーの乗船は少しだけ難易度が高い。
車は基本的に乗船口手前で転回してバックで乗船するのだ。
動画の方にはちらっと写っているけど、バックで乗船した上で車両甲板内で3列で縦列駐車していくことになる。
そしてバイクは、車両甲板内で転回して端に前向き(乗船口に向かって)に駐輪することになる。
誘導もバイクが先、とかは特に決まっておらず、係員のその場の判断で乗船順を決めている様子。
まあこういう乗船法なので車両甲板が車で一杯になってしまえばバイクは乗船できなくなってしまうので、ある程度車両甲板に空きがある状態でないとバイクを入れることができないわけで。
でも待機場は特にバイクも車も区分されているわけではなかったので、待機していると係員に手招きされて説明を受けて乗船、という流れだった。
楽しいわこれ(笑)
車両甲板は車両を固定するためのアンカーがたくさん出ているので、甲板内で転回するのは少し気を遣う。
これ、立ちゴケするやつ、絶対いるよね、なんて思いながら乗船。カミさんもビビりながら乗船してきた。
| アマポーラ宗谷の船内 |
このアマポーラ宗谷はハートランドフェリーが運用する船では一番新しいため、船内はとてもオサレで綺麗。
短距離フェリーなのでレストランや風呂はなく、簡素な造りなのだけど快適そうな船内である。
| 出港直後、船室にて |
ここは二等船室、つまり大部屋である。
まあここには荷物(てもヘルメットだけ)は置いたのだけど、ほぼここにはいなかったのだけどね(笑)
カミさんもこの後待ち受ける試練は知る由もなく、余裕の表情なのだ(笑)
| デッキから稚内を臨む |
ここは上部デッキ。開放感たっぷりの場所なのだが、この後ここは不可侵領域になってしまった(笑)
左端にカミさんが写っているけど、まだカミさんも船内をうろうろする余裕があったのだ(笑)
| うねる海 |
ノシャップ岬を過ぎて外洋に出る頃から本格的に揺れてきた。
なんせこの快晴なのだけど、風がむっちゃ強い影響なのか、船が半端なく揺れる。
船内は手すりに掴まりながらでないと移動もままならない。
船首で海面を叩いた飛沫が船尾まで降り注ぐので、上部デッキにいると頭から大量の海水を浴びてしまう不可侵領域になってしまった。
船内放送でも海上時化で揺れが激しいので移動の際は手すりに掴まるなど注意するようにアナウンスが入った。
で、同じ内容を英語でも繰り返すのだけど、「エクストリーム」って言ったぞ?(笑)
この揺れを何とか映像に残せないか、船内をうろうろ歩き回って動画を撮っていたのだが、激しい揺れが来ていざ動画を回すと揺れが小さくなるという繰り返しで、最も激しい揺れはついに撮れなかった…(T_T)
動画の方には一番マシに撮れた動画を入れているが、このような動画をたっくさん撮っていたのよ…(笑)
で、私はそうやって遊びまわっていたためか、まったく船酔いはしなかったのだが、カミさんは激しく酔った。
2時間の航海中1時間半くらいはトイレに行っているか後部デッキのベンチで横になってるか、だった(笑)
トイレは常に満席に近かったらしいが(笑)
| 香深港には着いたが… |
香深港に着いた。風はめっぽう強いが快晴、絶好の島日和である。
なのに。
カミさんは船酔いのため動けず(笑)
実際、下船すらできるか心配したのだ。最悪、私が2台とも下船させねばならんのか?と。
まあ新日本海フェリーだったら1台下船させた後で車両甲板に引き返してもう1台に乗る、なんて実際問題不可能だろうけど、この船ならできるかもしれん。
駐輪場所から20mも走らせればとりあえず下船はできるし、そのまま車両ブリッジを徒歩で車両甲板に引き返すことだってできるかも。
まあカミさんが自分で乗れる、と言ったので聞いてみることもしていないので分からないけど。
でも下船は何とか自力でしたけど、その場でチェアを出して30分ほど撃沈(笑)
| 北のカナリアパーク |
ようやくバイクを運転できるまで回復し、まず向かったのは礼文島の南端にある「北のカナリアパーク」である。
これは「北のカナリアたち」という映画のロケ地になった場所なのだけど…いやなんちゅう絶景ポイントなのよ。
これ映画では小学校で、ここに建っているのは映画のために建てられた建物なのだ。
実際に小学校の建設場所としてこんな超絶景ビューポイントが選択されるわきゃないのだけど…。
なんでも撮影の木村大作がここにロケ用の小学校を建てることを主張したらしい。
…さすが木村大作…(笑)
この映画、「予習に」と思って配信で見た。
ん、映画としては「…うーん?」という映画だったのだけど、ただ映像はスゴかった。これは木村大作の撮った絵だわ。
ま、そういう意味ではこの映画、「剱岳 点の記」と同じく、主役は吉永小百合ではなく利尻岳、という映画でしたなぁ。
この映画、主演は吉永小百合で、20年前の生徒たちの現在を演じているのが森山未來、満島ひかり、小池栄子等々、この年代の才能の結集みたいなキャスティングという贅沢な映画だった。
吉永小百合ってホモ・サピエンスを超越した美人だと思うのだけど(異論は却下する)、彼女の主演映画はどれもシナリオの方が吉永小百合に当て書きされている感がありありで、「うわ、この人すげぇ(役者として)」と思ったことってほとんどないんだよね。
私のベスト吉永は「夢千代日記」なのだけど、実際に見ていてヤラれたのは秋吉久美子の色気だったりするわけで(笑)
いや「夢千代日記」って1981〜1983のドラマなので、秋吉久美子が27〜30歳の時のドラマなのだ。いくら女盛りの年代だからって、あの色気は危険だ(笑)
あーこんな人にリアルで出会わなくて良かった…とつくづく思うよほんと(笑)
出会ってしまったら人生狂うわ(笑)
でもね、吉永小百合がどんなに綺麗でも、吉永小百合では人生は狂わない(笑)
といいつつ、吉永小百合作品はどれも吉永小百合でないと成立しない、という不思議な人なのだ。
満島ひかりも危険な女優だ(笑)
この人も何を演じさせても、ちょっと圧倒される演技を見せる女優なのだけど、最も危険だったのは「川っぺりムコリッタ」という映画だった。
この中で満島はアパートの管理人でシングルマザーの役なのだけど、劇中で彼女が自慰行為をするシーンがあるのだ。
そのシーンがまた脳幹部を破壊されるほどエロくて…(笑)
別に脱いでいるわけでもなく、着衣のまま畳の上に横たわっている彼女のバストショットが映っているだけで、つまり表情のみで演じているのだけど、「あーこの人とリアルで出会ってなくて良かった…出会ってたら道を踏み外してるわ」と震え上がった(笑)
そして森山未來、エキセントリックで危なっかしい人を演じさせたら当代この人の右に出る人はいない。
「怒り」の田中役も凄かったけど、この「北のカナリアたち」でもシナリオや登場人物の人間関係などに「ん〜?」と疑問を抱きながら見ていても、ラストの森山未來の号泣シーンですべて吹っ飛んでしまう。
あー、でも森山未來もリアルにこんな人が身近にいたら、いろいろ巻き込まれて人生狂わされそう(笑)
| 北のカナリアパークにて |
建物内も自由に見学できるのだけど、造りこみはすごいな。ほんとに昭和の小学校みたい。
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| 桃台猫台展望台からの桃岩 |
島の西側、桃台猫台展望台にやってきた。
この礼文島、島の中央部までは穏やかな草原が広がっているのだけど、西海岸に来た途端に豪快で荒々しい風景になるのね。
そして波も東海岸より明らかに激しい。
| 礼文空港の道(Youtube動画からの取り込み) |
今回、礼文島でぜひ見たかった景色の一つがここ礼文空港なのだ。
この空港、1978年から2003年まで共用されていた空港で、定期便としては稚内〜礼文便が運用されていたらしい。
でも今でも廃港にはなっておらず、あくまで「休止中」なのだ。つまり礼文町はまだこの空港を諦めておらず、定期便の復活を目指しているらしい。
なので現在でも滑走路や空港ビル(ビルというほどのものでもないが)の維持管理も行われているとか。
…でもまあ、どうなんだろうね。
島への足がフェリーのみだと荒天時に島が孤立してしまう、というのが空路も確保したい理由なのだそうだけど、フェリーが欠航するほどの荒天時には飛行機も飛べない気がするのだけど。
しかも800mと短い滑走路なのでセスナに毛が生えた程度の小型機しか離着陸できないし、一応丘の東斜面に滑走路が作られていて風の影響を少しでも軽減する意図は読めるけど、でもそれでも吹きっ晒しの平原だよ。欠航率、高かったんじゃないかなぁ。
観光的にフェリー以外の渡島手段を、と言っても稚内便だったら結局稚内まで来なければ礼文島に来れない点で同じなわけで。
さらに、香深は礼文島の中心地としてホテルや土産物屋、レンタカーなど一通りのインフラが整ってるけど、礼文空港を復活させたところで定期バスしか整備できなければ、こんなところに身一つで降ろされてもどうしろと?
礼文空港、あまり可能性は高くなさそうに感じるなぁ。
とはいえ、ここのロケーションは超絶である。なのでこの道は整備し続けてほしい(笑)
動画では往復をノーカットで入れてしまった(笑)
その後もことあるごとにこの道を通っているので、何度この道に来たことやら(笑)
| 江戸屋山道(Youtube動画からの取り込み) |
礼文島で走りたかったもう1本の道、江戸屋山道。
ここもすげぇ道なのだ。小さな半島の尾根筋に道が通っているので、両側が海。
これは360°カメラでないとここの凄さは伝わらないか…
動画ではこの道もほぼノーカットで入れている(笑)
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| スコトン岬にて |
日本最北限の岬、スコトン岬。
最北端ではなく最北限と名乗っている理由と経緯についてはよく語られていて、要するに正確な測量によって「最北端」は宗谷岬だということが分かってしまったため、最北端を名乗れなくなったので代わりに最北限と名乗っているらしいのだが、座標はともかく最果て感はこちらの方が遥かにそれっぽい。
とはいえ、礼文空港、江戸屋山道と超絶スーパー絶景道を走ってきてると景色に対する感覚がマヒしてしまって、「あー、いいねー」程度の感想しか出てこなかったりして(笑)
それにしても強風で柵の杭がピーピーと笛のように鳴るのは、2年前の神威岬でもそうだったのだけど、これわざとなのかね?
縦杭に切れ込みが入っていて、それが風で鳴るのだけど、この切れ込みは必然性があるのかなぁ?と思いながら見ていた。
さてさて。話は変わるけど今夜の泊まり場についてである。
スコトン岬の手前に久種湖畔キャンプ場があって、こちらは正真正銘「日本最北のキャンプ場」なのだ。
なのでここでテント泊、というのが当初の予定だったわけなのだけど、実は江戸屋山道〜スコトン岬に来る前にキャンプ場に寄って受付だけでも済まそうとしていたのだ。
すると管理人のおっちゃんが、「今日はやめといた方がいいよ〜」と言う。
確かにこの日の夜は暴風雨予報なのだ。まあ夜だけなら雨でも仕方ないか、と思っていたのだが、管理人のおっちゃんが言うところによると、この久種湖畔はそうでなくても風が強い場所で、今夜はシャレにならんほどの強風が吹くと思う、とのこと。
予報では礼文地域では13mの風、なのだけど、ここ久種湖畔では予報より強い風が吹くのだと言う。
カミさんがテント泊にえらく拘って、少しでも風の影響が少ない場所はないか?とサイトを見て回ったのだけど、平坦でフラットなサイトなので風を避けられるポイントはどうもなさそう。
それに地形的にも、どうもこの久種湖が曲者っぽいな…
この久種湖のおかげで風が増幅されて強くなる、というのはあり得るような地形なのだ。
で、礼文島にはもう1カ所、香深に近い島の南部に緑ヶ丘公園キャンプ場という場所があって、そちらは林の中にあるので風はまだ少しマシかもしれないよ、と聞いた。
さてどうするか。緑ヶ丘だと日本最北ではなくなるのでテンションはちょっと落ちるなぁ(笑)
でも今夜久種湖畔に張るのはヤバそうなので代替え案を考えなければ。
コテージやバンガローの空きはないか?と聞いたら、コテージは空いてるけどバンガローはテント泊の連中が全員バンガローに移動したので満室だとのこと。
そしてコテージはどちらかというと「貸し別荘」に近い豪華な造りなので高いのだ。
で、悩みつつも、まあまだ時間も早いしスコトン岬まで行きながら考えよ、ということで保留してスコトン岬に来た、という次第なのだ。
そしてスコトン岬でソフトクリームを食べながら考えた。
今日は思ったより入島したバイクは少ないとは言うものの、何台かのバイクは見かけているのでそこそこのライダーが入ってきているのだろう。全員がキャンプ泊ではないだろうけど、キャンプするつもりで礼文島に来ているライダーもそこそこいるはず。
つまり、決断が遅くなると選択肢が限られてしまうようになるのでは?
現時点の主な選択肢は、久種湖畔でコテージ泊、緑ヶ丘でテント泊、緑ヶ丘でバンガローorコテージ泊、といったところか。
決断が遅いと最悪、緑ヶ丘でテント泊しか選択肢が残らなくなるリスクがあるな。しかもその場合は良い場所(風の影響が少なく大雨でも水が出ない場所)は他キャンパーに抑えられてしまって不利な場所に張らざるを得なくなる可能性もありそう。
で、今最速で決めるなら、久種湖畔でコテージ泊、というのがベストなのでは?
ここスコトンから近いので時間的に最も早く泊地を決められるし、それはチェックインした後でまだ島内を回れる、ということやん。
今から緑ヶ丘に行ってキャンプか箱泊まりか検討して決めていたら、その後はもう風呂と夕食の買い出しにしか使える時間が残ってないかも。
ということをカミさんと協議して、「今から久種湖畔に速攻で戻ってコテージを抑えてしまおう」という結論になった。
コテージは1棟で15,000円。少し躊躇ってしまった金額だけど、ビジホに泊まるのと変わらん(稚内のドーミーインと比べたら半額だぞ)し、快適そうなコテージなので不満はなかろう。
ちなみにほとんど貸し別荘レベルの建物なので、関西だったら4〜5万はしそうな建物なのよ。
そうと決まったらさっさと久種湖畔に移動だ。
| 久種湖畔キャンプ場 |
あー、ここに張りたかったなぁ〜
| 久種湖畔キャンプ場 コテージ |
久種湖畔キャンプ場のコテージである。
ちなみにこのキャンプ場にはコテージは3棟あるのだが、最初にここで聞いた時には3棟とも空いていた。
スコトンから帰ってチェックインした時も3棟とも空いていたが、我々がチェックインして一番快適そうな真ん中のコテージを抑えた後で2組来たので、結局3棟とも埋まったのだった。あー危ないところだった(笑)
| 久種湖畔キャンプ場 コテージの部屋 |
コテージ内部、ここはリビングである。他に寝室もある。
寝室は2段ベッド2組で4人部屋だったのだが、こちらのリビングに布団を持ってきてこっちで寝ていた。
広い部屋を狭く使いたがるのは普段の生活の貧乏性が抜けないからだよね(笑)
さて、チェックインして部屋に荷物を入れた時点でまだ午後2時。まだまだ遊べるぜぃ。
| 澄海岬にて |
というわけで今度は澄海岬にやってきた。礼文島って東側は穏やかな「三途の川を渡った先はこんなところなのかなー」って思うような風景なのに、西側はやたら豪快なのね。
それにしても「澄んだ海」でスカイと読むとは…これアイヌ語由来の地名じゃないよね?ほとんどキラキラネームやんか(笑)
調べてみたら住民の公募で決まった地名らしい。なるほど。
| 澄海岬からのニシウヱントマリ港 |
こんな猫の額ほどの狭い湾に漁港を造ってしまうとは…
まあ本州でもこんな漁港はたくさんあるけど。それにしても、やはり島の西海岸の方が漁場として魅力的なのかな。
| 礼文島唯一のコンビニ |
ここは香深地区にある礼文島唯一のコンビニ、セイコーマートなのだ。
ここ、朝も寄っている。この時は入荷したばかりの商品がまだラックに積まれた状態で通路を塞ぐほどの事態になっていた。
あー、俺たちと同じ朝一番のフェリーに積まれてきた商品なんだね。小さな船にやたらトラックが乗り込んでいたもんな。
で、このタイミングで香深のセイコマの写真を出しているのはなんで?ということなのだけど、澄海岬に行った後でここ香深地区まで戻ってきているのだ。
風呂と晩飯の買い出しに来たわけなのだ。
風呂は香深港のほとんど隣に「うすゆきの湯」という温泉があり、そこに入りに来た帰りにセイコマで晩飯の買い出しをする、というプランなのだ。
南北20kmしかない小さな島で、この日は130kmも走ってるもんな(笑)
ちなみにここ香深地区に来た時も、わざわざ礼文空港を通ったりしている(笑)
| 香深からの利尻島 |
香深からの利尻島だけど、この時は妙な形の雲が浮かんでいた。これ今夜の荒天の兆しなのかな?
で、香深から久種湖畔まで戻ってきた時は日没までまだ少しだけ時間があった。
まあそういう時間を狙って行動していたわけだけど、日没をスコトン岬で見よう、とまたもや江戸屋山道経由でスコトン岬へ。
ただ、この時はもう曇天になっていたので夕陽は見れず。
でも薄ら寒い曇天の風景の中を吹き荒れる強風、というのも悪くない光景ではあった。写真に撮っても映えないけど(笑)
そしてキャンプ場に戻り、降り始めた雨をよそめに食事して一杯飲んでヌクヌクと寝たのであった。
我々に日本最北のキャンプ場でのテント泊を諦めさせた暴風雨とはなんぼのもんじゃ?とコテージの中から見物しようとは思っていたのだけど、爆睡してしまったので見損ねた(笑)