独断と偏見まみれのザック考察
小型ザック・子供用ザック編

　子供を連れて登るようになったので、子供用のザックを買うことにした。

ゼロポイント　グラナイトパックJr　25L

　あれこれ迷った挙げ句、結局モンベルのグラナイトパックジュニアを買った。通販(モンベルサイト)で買ったので、来てみるとイメージしたより小さくてちょっと当てが外れたが、よく考えてみるとこれより大きなザックでは子供が背負えない。
　比良に行った時、自分のシュラフや雨具だけでなく共同装備も持たせたので、そこそこな重さになったところをみると、やはり子供用ならこの程度の大きさで良いのだろう。
　子供用とはいえ、そこそこちゃんとした造りでなかなか格好いい。物欲を刺激してくれるなぁ。

　長男にゼロポイントの格好いいザックを買ってやったわけだが、そうするとや

ZEROPOINT グラナイトパックKids 15L

はり次男が同じのを欲しがる。兄貴の持っているものならなんでも訳も判らず欲しがる次男である。
　先日東京に出張に行って八王子のモンベルショップに寄った時、ついつい買ってしまった次男用のザックがこれである。
　さすがに15Lは小さい。自分のシュラフが入るかどうかといったところである。ジュニアの25Lなら、自分のシュラフ(モンベルの子供用のシュラフ)と自分の雨具、それと共同装備としてコンロとボンベ２つくらいは入れていたのに。

　長男の方はもう少し背が伸びれば、もうジュニア用ではなく普通の40L程度のザックのショートモデルの方が良さそうな感じである。戦力として期待しているのだが・・・

　子供用の道具は、子供の成長と共にどんどん使えなくなってしまうので、これらのザックやシュラフも、順次ヤフオクに出品される運命である。

　小屋泊まりや日帰り用に、小さい容量のものが欲しいと思っていたら、ちょうどヤフオクに手頃なのが出品されていたのでゲットした。

ゼロポイント　ランドナーパック20(旧)

　ゼロポイントのランドナーパック20というモデルである。2000年頃のモデルらしい。現在はモデルチェンジされてかなり形も変わっている。
　モデル名のとおり容量20Lのデイパックなのだが、造りや各部の仕様はけっこう本格的。
　サイドにストックなども装着できるし、前面にアックスホルスターもある。また、ウエストベルトの造りがけっこう本格的で、20Lの容量をフルに使い、けっこうな重さになっても担いだ時の重量バランスが非常に良かった。
　8月末の薬師沢は、2泊3日の小屋泊まりをこのザックで行ってきた。沢登りが目的だったのでちゃんとツェルトも持っていたし、レスキューシートなど万が一のビバークにも耐えることができる程度の装備は持っていって、このザックに割合楽に収まった。
　現行モデルはスキーやスノーボードも装着でき、それらを装着したままで本体内にアクセスすることができる、かなり本格的なテクニカルデイパックになっているようだ。容量も30Lのモデルもあるし、かなり良いかも。

　・・・が、このジャンルであれば他にもっと欲しいモデルがあるのだ。
　値段は倍以上するが・・・

(06.03.22更新)

　このページは実に２年半ぶりの更新である。
　つまりこの小型ザックについては、２年半もの間、同じラインアップでやってきたということなのであった。

　で、２年半ぶりに新しく小型ザックを買った。
　買ったのはミレーのカング30というモデルである。

ミレー　カング30

　そろそろ長男には子供用のザックではなく、まともな容量のザックを担いでもらい、戦力扱いせねばと思っていた。
　それでことあるごとに30-40Lクラスの背面長の短いザックを探していたのだが、モンベルのショートサイズのザックはまだほんの少し長男には大きい。でも背なんてすぐ伸びるだろうし、チャチャかグラナイトのショートを買ってしまおうかと思いながらもなかなか踏ん切りが付かずにいた。

　そこにさかいやのオンラインみっけもん市である。見ていたらこのザックが安く出ていたので衝動買いしてしまった。
　モンベルのチャチャパックのショートも安く出ていたのだが、同じような値段ならやっぱミレーを買ってしまうよな・・・

　ちなみにこの30Lという容量は迷うところである。日帰りやサブ行動には十分すぎる容量だが、テント泊で戦力扱いするにはもう少し、せめて35Lは欲しいところである・・・
　でもまあ安いし、もし使わなくて売るときでも、ミレーであれば買ったときより高い値段で売れることすら考えられる、ということでとりあえず買ってしまった。私はどちらかといえばカリマー派で、ミレーはそんなに好きでもないのだが、カミさんが好きなんである。

　なんというか、いかにもミレーのザックである。
　トップポケットが止水ジッパーなのは余計だが(生地が防水でないのに・・)、その他は必要な装備が必要なだけ過不足なく付けられている。背面もいかにも通気性が良さそうである。
　前面にジッパーが付けられていていかにも２気室風であるが、実際はシンプルな１気室である。下に入れた物を取ることができるように付けられているジッパーらしい。

　これだけ奢られた造りながら、すこぶる軽量なのはさすがミレーである。

　ちなみに背面長サイズがＳなので、私には担ぐことができない。無理に担ぐとウエストベルトが鳩尾のあたりにきてしまう。
　あくまでも息子とカミさん用である。

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