沢登り用シューズ その3
柳又アクア
2年間愛用したキャラバンの奥利根アクアがボロボロになったため、モンベルのニューモデルであるサワークライマーを買ったところ、あまりの性能の低さにモンベルが自主回収をした、という話は前に書いたとおりである。
大笑いしながら好日山荘に靴を持っていき、返品してお金を返してもらったわけだが、そうすると今年黒部で履く靴がないということになるため、さっそく次の靴を注文したのだった。
それがやはりキャラバンの柳又アクアである。定価12,800円。好日のセール中だったのでかなり安く買えた。
キャラバン 柳又アクア |
・・・まあ、別にもうなんの新鮮味もない。今季のキャラバンの渓流シューズは飯豊と柳又の2モデルで、それぞれフェルトソールとアクアステルスラバーソールのモデルがある。柳又はその安い方のモデルである。高い方の飯豊は18,000円ほどするのだが、ソール張り替えに1万円ほどかかるとなると微妙な価格帯である。ソールを張り替える頃にはアッパーが傷んで補修が必要になることは前の奥利根アクアでよく判ったし、それなら12,000円の靴を張り替えずに買い換えていった方が良いと思う。
それにしても何の目的でモデルチェンジしたのか、よく判らない。造りはほとんど変わっていないように見えるのだが。
相変わらず「縫い目」が多い。結局奥利根アクアも縫い目から傷んでいったわけだし、もっと縫い目が少ないデザインにできないものなのだろうか。あまり必然性があるとは思えない縫い目が多いような気がするのだが・・・
いずれにしろ、ソールの性能は保証付きなので沢靴としては何ら不安は抱いていない。その代わり新鮮味に乏しいけど。
・・・それにしても、この靴を履いて山に行くヒマ、今年はあるだろうか・・・