2023 年秋 北海道ツーリング

Part W

日付

走行場所

主な走行路

走行距離

9/16

富山〜新潟(フェリー乗船)

E8

239.9km

9/17

小樽〜稚内〜宗谷岬〜稚内(テント)

R231〜R239〜道道106〜R238

434.1km

9/18

稚内市内(ホテル)

稚内市内

  13.5km

9/19

稚内〜網走(テント)

R238〜エサヌカ線〜R239

380.9km

9/20

網走〜川湯〜釧路〜晩成温泉(テント)

R391〜釧路湿原道路〜R38〜道道881

299.5km

9/21

晩成温泉〜襟裳岬〜厚真町(テント)

R38〜R336〜道道34〜R336〜R235

246.2km

9/22

厚真町〜余市〜神威岬〜小樽(ホテル)

R235〜E63〜E5〜E5A〜R229〜R5

255.8km

9/23

小樽市内(フェリー乗船)

R229〜道道913〜R5

    7.0km

9/24

新潟〜富山

R402〜R352〜R8

254.7km

合       計

 

2135.6km

 

 

<9月21日>

 

 さてさて今朝も悪くはないのだが、スカッとはしない空模様。まあテントが夜露であまり濡れないのはありがたいのだけど…
 今日はいよいよ降られるかも、という予報なのだけど、実はここまでけっこう雨がちだったのだが、まだカッパ走行はしていないのである。
 いや〜、カッパ不着用下船に続いてカッパ走行なしということになれば、これは偉業だよ?

 昨年、オートバイに乗り始めたばかりの高校の先輩が北海道ツーリングに行き、12日間のツーリング中雨に降られたのがたった1日という偉業を成し遂げたのだった。
 いやはやいったいどれほどの徳を積めば、こんなに神様が微笑んでくれるのですか?

 我々もぜひあやかりたいものだが、まあ走行中に降られてはいないというだけで、天候そのものはここまでかなり微妙である。
 我々が積んできた徳なんてしょせんこの程度さ、と納得するしかないわけで。まあ私の仕事なんて徳どころか業を積むような仕事だし(笑)

 しかし、せっかくここまで来たからには、何とかカッパ走行なしを達成したいもので、今日も雨雲レーダーと睨めっこしながら走ることになりそうだ。

 

晩成の朝
晩成にツルがいた


 キャンプ場を出てすぐの牧草地にツルがいた。
 まだ渡ってくる時期ではないので、留鳥化したやつらだろうか。

 それにしてもだ。

 北海道を走ると牧草地をやたらめったら見るわけなのだけど、ちょうど今は牧草の刈り取り時期らしく、あちこちの牧草地に刈り取ってロールした牧草が転がっていた。
 それが、ちゃんとラッピングまで済ませたロールが100個くらい転がっている草地の隣に、まだラッピングしていない裸のロールがやはり100個くらい転がっている草地があったりして、気を揉んでしまう。
 今日の午後から雨が降る予報なのに、この草はもはやラッピングが間に合うまい…
 作業してる様子もないしなぁ。どうするんだろ。

 広尾の街まで出てきたところでコンビニで朝食休憩。
 ここで1つ良いことを考えついた。

 ずっとコンビニ休憩しているときに買った食べ物やコーヒーを置く場所に困っていたのだ。
 ボックスの上は傾斜しているので、モノを置くと滑り落ちてしまう。天板に滑り止めのゴムシートは貼ってあるが、傾斜がけっこうあるので飲み物などはちょっと置けない。
 で、何とかボックス上面を水平にする方法はないものかと考えていたのだが、ここで良い方法を思いついたのだ。

 今回、ワークマンの耐熱アルミテーブルを持ってきていたのだ。
 これまでミニ焚き火台等を使う時はテーブルの上に100均で買った金属のバットを置いて、その上で使っていたのだが、少し面積が不足していたので去年からテーブルをヘリノックスのテーブルワンに替えた。となると、このテーブルワンの上で焚火台を使うのはちょっと…、と躊躇うようになった。
 4,000円そこそこのモンベルのテーブルと20,000円ほどもするテーブルワンではねぇ(笑)
 で、ワークマンの耐熱アルミテーブルを買ったのだ。地面に直接置くか、もしくはテーブルワンの上にアルミテーブルを置いて、その上で焚火台を使うようにしようと。
 なので今回も耐熱アルミテーブルは持ってきていた。とても軽量コンパクトでどこにでも突っ込めるので。

 これ、片脚だけ出せばうまく水平を作れるのではないか?

 やってみた。


ワークマンのアルミテーブル
ボックスの上にアルミテーブル ばっちりじゃん!


 ばっちりじゃん!
 滑り止めシートのおかげでアルミテーブルが滑り落ちることもない。綺麗に水平だ。
 まあ、バイクによってサイドスタンドで停車した時の傾斜角は違うので、どのバイクでも綺麗に水平になるわけではないだろうけど、飲み物なんかを置くには十分使えそう。
 このワークマンの耐熱アルミテーブル、たった980円なのだ。良い買い物だったわー。

 さて、広尾からさらに襟裳岬に向かって走るが、空がどんどん暗くなってきた。

 あー、いよいよ雨に追いつかれそうだ。

 

襟裳岬はもうすぐ
もうすぐ襟裳岬


 せめて襟裳岬までもってくれー


襟裳岬
襟裳岬だー

 

 襟裳岬でついに雨が降り始めた。やっぱカッパ走行なしで1週間走れるわけはなかったよね。

 それはそうと。唐突にご当地ソングの歌詞考察シリーズである。

 カミさんが襟裳に向かう道で走りながらずーっと「襟裳岬」を歌っていたのだ。吉田拓郎作曲、森進一歌唱のあの曲である。
 いやインカムで丸聞こえなのに独唱すんなや(笑)

 ところがその歌詞で引っかかった個所があったのだ。

 ♪寒い友達が訪ねてきたよ〜♪

 のところだ。

 寒い友達って何だよ?

 いやいやそこは古い友達じゃないのか?いや確かに寒い友達だと思うよ、なんて会話をしながら襟裳岬に来たわけだが…

 襟裳岬に「襟裳岬」の歌碑があった。
 …確かに"寒い友達"だ。なんだよー寒い友達って(笑)

 ここの歌詞はこうだ。

♪寒い〜友達が〜訪ねてきたよ〜♪
♪遠慮は〜いらないから〜あたたまっていきなよ〜♪

 ここはあれだな、意訳すればこういう意味なんだきっと。

 ♪くっだらないダジャレを言う友達が来やがったよ〜♪
 ♪暖炉に当たらせてやるから口は閉じとけや♪



道の駅新冠
道の駅サラブレッドロード新冠 ハイセイコーの銅像


 雨の中、道の駅サラブレッドロード新冠に到着。雨はぱらつく程度だが、時折強めに降るので、襟裳岬で着たカッパはもはや脱げない状態。
 さすが馬の聖地、日高。北海道の別の土地で牧場と言えば酪農家なのだが、ここ日高では馬牧場しかない。牛、いるのか?

 それにしてもハイセイコーかぁ。さすがに昔過ぎて今の人は知らないんじゃ?

 ここで昼食を、と思ったのだが、何となく気分が乗らず、じゃあ何か買っていってもう少し走ったところで食べる?ということになった。
 雨なので東屋があるような場所は…と地図を探していたら、すぐ近くにサラブレッド銀座駐車場という場所があるのを見つけた。
 google mapの航空写真で見たら、いい具合の東屋がありそうだ。

 てことで、そちらに移動。


サラブレッド銀座にて
サラブレッド銀座駐車場の東屋にて

 

 あったあった、いい具合の東屋が。しかも平日の雨の日とあって誰もいない。
 さっそくここで店開き。カミさんはついでにここで寝ていく気満々である(笑)
 カッパを着たままチェアーに座っていたので少し湿気ってしまったが、まあ明日は晴天のはずなので乾かせるでしょ。


サラブレッド銀座駐車場から
見渡す限り馬牧場


 サラブレッド銀座というだけあって、どこもかしもも見渡す限り馬牧場。
 実は駐車場のすぐ近くにも馬牧場はあったのだが、雨とあって馬はみんな厩舎に入っていた模様。
 が、遠くに見える放牧場にはたくさんの馬がいた。


馬♪
上写真の牧場を望遠で撮ると…


 まあ、すぐ入れそうな厩舎もないよね。牧区に1つずつ屋根があって雨除けにはなっているようだが。

 ここで今夜の泊地についてカミさんと協議。

 昨夜の時点では苫小牧を通り過ぎて登別まで行くか?という話になっていたのだ。
 3年前の北海道ツーリングでたまたま往復ともフェリーで一緒になったお兄さんから、登別に良いキャンプ場がある、という話を聞いていたので、そこに張ってみたいな、と思っていたので。

 だがこの雨だ。
 雨の中、苫小牧の市街地を通り抜けて登別まで行くのはだるい。襟裳から西は信号も多くなってきているし交通量も増えている。そんな道を雨の中走り続けるのはだるいなぁ。
 なら、3年前にも泊まって気に入っている厚真町の大沼野営場で張ってしまうか、と思ってカミさんに提案したのだが…

 意外なことにカミさんが抵抗してくる。登別まで走ろうよ、って。

 なんてやつだ(笑)
 このツーリング中ずっと、曇天だろうが雨天だろうが、海沿いを走っている限り、インカム越しに「綺麗だね〜、楽しいね〜」ってご機嫌な声を聞かせてくるのだ。しかも250kmくらいの日間走行距離だと物足りないとまで言う。

 何とか無理せず大沼ということで納得させて走り出すと、けっこう本格的な降りの中、海が見えると相変わらず「海だ〜」ってはしゃいでる。

 そうか海沿いさえ走らせておけば機嫌がよくなる女、なんだな。前からそうは思っていたがこれほどまでとは今まで知らなかった。

 ま、雨の中不平を聞くよりはマシか、と思いながらむかわ町まで走ってきた。
 大沼野営場も近くに温泉もコンビニもないので、風呂と飯を済ませてからキャンプ場に行こう、ということでむかわ温泉四季の湯に入る。
 3年前に大沼で張ったときは、厚真町のこぶしの湯に行ったので、ちょうど違う方の温泉にも入れて目論見どおりなのだ。


むかわ温泉 四季の湯
むかわ温泉 四季の湯


 まあ、施設はこっちの方が遥かに立派だし、風呂も悪くはなかったのだが、どっちかというと厚真のこぶしの湯の方が好みかな…。

 さて、降り続く雨に、一時的に安全圏に逃れたことでついにカミさんの心も折れた
 ここが宿泊施設もあることが分かると、「ここで泊まっちゃう?」と言い出した。
 ま、それも良いんじゃない?ってことでフロントに聞いてみたら、満室だって(笑)
 まあそんなことだろうと思った。ついでに近くで空き部屋があるホテルはないかと調べてみたが、苫小牧まで行かないとない。
 苫小牧よりは大沼の方が近いし、腹をくくって大沼で雨中設営をするしかないねぇ。

 というわけで四季の湯を大沼に向けて出発した時には、既に真っ暗になっていた。
 大沼野営場は良いキャンプ場なんだけど、何の目印もない農道を走った先にあるので、ナビなしには辿り着けない自信がある(笑)
 スマホの充電がかなりヤバくなっているので、バッテリーが落ちる前に辿り着けないと。

 7時頃、大沼野営場に到着。暗い中で素早く設営場所を決め、設営開始。
 雨の中なので、さっさと設営してしまわないと荷物が濡れてしまう。

 それがカミさんが、雨が降ってるのでヘルメットを被ったまま設営しているのよ。メットを被ったままだとヘッドランプを装着できないでしょうが(笑)


テント内で
テントに潜り込めば、そこは極楽だぜぃ♪


 まあそんなこんなでテントを建てて潜り込めば、雨が降っていようがここは極楽である。
 途中で買ってきたビールを飲みながら極楽気分に浸るのであった(笑)

 ちなみに、管理人さんはもういなかったのだが、管理棟に申込みサイトへのQRコードが貼られていて、それを読み込んで申し込みを済ませ、利用料をポストに入れてチェックインを済ませた。
 3年前は400円/張くらいだったと記憶しているが、520円/張+環境負担金300円/人に値上がりしていた。
 つまり2人で1張りのテントなので、合計1120円。それでも安いなぁ。

 さらに余談だが、9/1に北海道に渡ってきて道内を放浪している私の母だが、この日、晩成温泉に行ったらしい。そっちでも雨降ってるよね?と聞いたら車中泊だから雨は気にならないとか。
 晩成温泉をいたく気に入ったようで、生涯ベストだよ〜なんて言ってた。
 どこかで一度くらい合流できたらいいね、とは言っていたが、どちらも合流するために自分の行程を曲げるつもりはさらさらないので、結局合流はできずじまいだった。


<9月22日>


 さて22日の朝である。この日の「快晴の神威岬」のために今回はすべての照準を合わせてきた勝負の日、である。

 そうはいっても、まあ朝の時点ではこれまでの朝とたいして変わらんわけだが、これからガツンと晴れるはずなのだ。

 この日の行程は高速を最大限使うつもりなので、朝は余裕がある。濡れモノを少しでも乾かしてから出発するか。


大沼野営場の朝
大沼野営場の朝


 朝一番で管理人さんが確認にやってきた。既に支払いをしていることを言おうとテントから顔を出したら、間髪入れずに、「あれ、あんた、前にも来なかった?」ときた!
 3年前に1泊したけど、覚えてくれてるの?

 管理人さんとしばらく立ち話をしていたのだが、このキャンプ場は3年前に来たときは厚真町営だったのだが、今年度から民間に管理委託されるようになったらしい。世の中の流れだよね〜。
 で、管理が民間委託されると、当然のことながら現行の利用料ではペイしない、ということで値上げしたわけだが、それでも赤字は免れないので、少し施設改善をした上でさらなる値上げを考えているらしい。
 あーそういえばアンケート、あったわ。値上げはやむなしだけど、なるべく今の緩い雰囲気をなくさないでね、って回答したわ。
 トイレや炊事棟は増設する計画があるらしい。それは良いと思う。現在は管理棟にあるトイレ以外は仮設トイレだもんな。
 少しくらい高くなっても良いけど、いつでもチェックインできてどこにどう張っても良い、という緩さは変わらずにいてほしいなぁ。

 さて、今日は少し余裕があるので、せっかくの晴天だし濡れモノを乾かしてから出発しようか。
 なら、テーブルとチェアーも出してコーヒーを沸かして朝飯も食べながらテント干しをしようかね。

 実は17日に天塩の道の駅で「天塩しじみラーメン」の袋麺を買っていたのがまだあったのだ。

 この天塩しじみラーメン、美味かったわこれ。あまりの美味さにネットで買おうかと探したのだが、道の駅で買った時より大幅に単価が高かったので見送った。
 裏面の作り方説明を読んで笑ったのだが、「お好みにより添付のしじみを入れてください」って書かれてる。
 おい、これは「しじみラーメン」だろ?しじみを入れなかったらただの塩ラーメンじゃん(笑)
 なんだその自信なさげな説明は(笑)


大沼野営場にて
大沼野営場の朝(管理人さんに撮ってもらった)


濡れモノを干す
バイクを物干し台代わりに濡れモノを干す



濡れモノを干す2
濡れモノ干し その2


 テントを干すにしても日が当たらなければ乾きも遅い。
 テントのあたりには8時過ぎ頃には日が差してくるはず。あまりじっくり乾かすこともできないが、午前9時には撤収することとして日光待ち。

 ところがここでひとつ、失敗をした。

 ツーリング中の電子機器の充電は、夜はテントの中でモバイルバッテリーでスマホやランタンやヘッドランプ、日によってはインカムを充電している。
 特に照明器具に関しては乾電池を持ち歩くのが面倒で、ヘッドランプも今年、1つをUSB充電のモノに替えたのだ。

 で、日中に走りながらモバイルバッテリーをバイクからのUSB給電で充電している。これで何日電源がない状況が続いてもok、という体制にしている次第である。
 が、昨日は午後が雨中走行だったので、バイクからのUSB給電をほとんどしていない。スマホも走行中の充電をほとんどしていないので、キャンプ場に着いた時点でほぼバッテリー残量がない状態だった。
 それをテント内でモバイルバッテリーで充電していると、充電しながらLINEしたりという使い方をしていたこともあって、さすがにモバイルバッテリーの方の残量が心細くなってしまった。
 モバイルバッテリーは20,000mAhと12,000mAhの2つを持ってきているのだが、他にも充電する機器がいくつかあったこともあって、20,000mAhの方のバッテリーが残量20%まで落ちてしまったのだ。

 で、モバイルバッテリーをバイクから充電した。
 こんな時のため、バイクのUSB給電はバッテリー直取りにしていて、キーを抜いていてもUSB充電が使えるようにしてある。
 エンジンオフでUSB給電を使うとバイクのバッテリーが上がってしまうのでは?とお思いだろうけど、スマホを2台フル充電にした程度ではバイクのバッテリーはまったく問題ないことは何年もかけて確認済みなのだ。

 ところが。
 20,000mAhのバッテリーを一度フル充電して、再びスマホやら何やらを充電したら再び20%台まで低下したので、もう一度バイクから充電したのだ。
 雨が降っていたのでジャックにはカバーを掛けて充電していたし、充電が終わる時間を狙ってアラームをかけて、一度寝てからもわざわざ起きて充電を外していたのだが…

 朝、エンジンを掛けようとしたらバイクのバッテリーが上がっていた(笑)

 そうかー。20,000mAhのモバイルバッテリーを2回フル充電するのは、バイクのバッテリーは耐えられないのかー。
 と分かったのは良いのだが、バッテリーが上がってしまってはしょーがない(笑)

 ま、押し掛け一発でエンジンがかかったので、結果的に問題なかったのではあるが。


大沼野営場の朝
対岸に日が差してきた


大沼野営場
大沼野営場


 さて、テント干しもいまいち中途半端だが、本格的に乾かすのは帰宅してからってことで、午前9時に撤収を開始して9時半前には出発。

 最寄りのインターから高速に乗って余市まで高速を走ることにしていたのだが、このあたりは本当にナビなしでは走れないほど道が分からない。
 というより農道ばかりで目印になるランドマークがないので、どこを走っているのかさっぱり分からない。

 そんな中、昨日から気になっていたのだが、道標標識に「沼ノ端」という地名がやたら出てくるのだ。

 沼ノ端ってどこだよー!

 苫小牧とかの全国区で知名度がある地名じゃないので、沼ノ端は右折、とか書かれていてもどう走ればいいのかさっぱり分からん(笑)

 ところが、高速に乗ったのが沼ノ端西インターなのだ。
 カミさんが「良かったね。沼ノ端、分かったね」なんて言ってるのだが、いや分からんてば(笑)
 林の中に唐突にインターがあっただけだもの。いつか沼ノ端の市街地に行ってみるぞ。

 余市から海沿いのR229を快適に走る。こんなに青空が広がるのは小樽に上陸した9/17の午前中以来かも。
 そして本ツーリングのメインイベント、神威岬に到着。この1週間、天気予報と睨めっこしながらタイミングを計ってきた甲斐がある晴天だ。


神威岬 女人禁制の門
神威岬 女人禁制の門


 ああやっぱり遠いな。女人禁制の門からこんなに遠くに岬が見える。
 それにしても今日は人が多い。駐車場が7割は埋まっている。

 

これが積丹ブルーだーっ!
これが積丹ブルーだーっ!


 あぁこの色だよ。3年前に初めて見た時は度肝を抜かれたもんだ。
 これ、今回はかなり長い時間、神威岬にいたので分かったのだが、晴れた日、というだけでなく、昼間の太陽が高い位置にある時間帯でないとここまではっきりした色にはならないのだ。日が傾いてくると少しずつ色が薄くなった。


神威岬
まだまだ遠いよ神威岬


 この日は風がとても強く、手すりで笛を吹くような音をたてていた。
 それにしても普通の縦走路だよねこれ(笑)


神威岬
神威岬の先っぽに到着♪


 神威岬に到着。3年ぶりの景色だけど、やっぱり「ザ・絶景」だわこの景色は。


神威岩
神威岩


 そして3年前も撮ったけど、やっぱり撮ってしまうのだ。神様、ご無沙汰してました。


Youtube Link
画像をクリックすると別ウィンドウで動画が再生されます(Youtube)


 この場所の雰囲気は写真では撮れないので、動画で撮ってみた。まあこれでも写真よりはマシ、って程度だけどね。

 この日は小樽でホテルを予約しているので時間的な余裕はたっぷりあり、神威岬にかなり長い時間いた。
 駐車場まで戻ってきたら、キタキツネが。


キタキツネ
神威岬の駐車場にキタキツネが


 小樽までゆっくり神威岬の余韻を味わいながら走る。
 ゆっぐり走りすぎて余市の道の駅(スペースアップル余市)に着いた時には入館時刻を過ぎていた。あーしまった、ここ見てみたかったのに。

 今夜のホテルはまたしてもドーミーインである。今夜は夜泣きソバのサービス時間まで起きてるのだ(笑)


小樽運河
小樽運河に行ってみる


 ま、さすがに小樽では晩飯難民にはならんよね(笑)
 一杯やりながら夕食を済ませた後は、まあお決まりの小樽運河を覗いてみる。
 3年前と同じく、「この程度のものなら富山にもあるけどなぁ」なんて言ってみるのだが、カミさんの反応は薄かった(笑)

 あぁ〜、明日で北海道ともお別れか〜



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