平成24年9月15〜17日 薬師沢
9/15 | |
8:35 | 折立 発 |
9:15 | あられちゃん 通過 |
9:40 | 三角点 通過 |
11:25-12:20 | 太郎平小屋 |
13:00 | 第一徒渉点 |
13:25-40 | 第三徒渉点ベンチ |
14:20 | 薬師沢小屋 着 |
9/16 | 薬師沢小屋に停滞 |
6:45 | 薬師沢小屋 発 |
7:15 | 第三徒渉点 |
7:33 | 第一徒渉点 |
8:15-30 | 太郎平小屋 |
9:45 | 三角点 |
10:35 | 折立 着 |
3連休なんだなぁ。山に行こうかなぁと。
この連休の予定はちょっと紆余曲折があって、本当はこの3連休は御嶽に行こうと思っていたのだった。で、その翌週に薬師沢に来ようと。
ただ、高校時代に高天原の小屋でバイトしていた時に一緒に働いていた人が翌週に御嶽に来ることが判って、実に30年ぶりの再会の機会を逃すわけもなくあっさりと御嶽は来週に変更。薬師沢はこの3連休に動かしたわけである。
実は今回、薬師沢に登攀具を持って行くかどうか、直前まで迷っていた。普通に考えて黒部源流地域にロープやハーネスが必要な場所なんてないんだけどね。実は心当たりが1カ所だけあるんである。ほんとにガチャガチャで遊べる場所なのかどうかは行ってみないと判らないのだが・・・
なのでロープ、ハーネス、下降器、スリング5本、ハーケン3枚、ハンマー、ヘルメットを迷いに迷ってとりあえず車に積んで折立で考えようと家を出たわけだが・・・
折立に着いてそんな迷いは吹っ飛んだ。
折立の車の列・・・・・ |
なんじゃこりゃ?
これほどの車の列は、あの魔のシルバーウイーク以来・・・
あのときは確か、170人くらいの宿泊客が入って薬師沢や高天原の小屋が修羅場と化したんだよな。今回も車を停めることができたのは折立トンネルの出口近く、魔のシルバーウイーク時と同じ位置である。
こりゃ・・・今日も修羅場なのか??
つーことは、今回も遊べず小屋の助っ人に徹しなければならない、ということだな?
ならガチャガチャなんて持ってっても意味なし、全部車に残して出発じゃ。
正直言えば、この車の列を見たときは一瞬、「このまま帰ろうか・・・」とも思ったのだけど、他に居候がいなけりゃ小屋が修羅場どころか地獄と化すのは必定、まあ普段ぐーたら遊ばせてもらっている借りを返しに行くか・・・と。はい。
時間が遅かったせいか、魔のシルバーウイークの時ほど「登山者がうじゃうじゃと長蛇の列を・・」という感じではない。それでも随分たくさんのパーティーを追い越しながら登る。
それにしても、ヘルメットをぶら下げているパーティーが多いぞ?こりゃ明日は20パーティーくらいは赤木沢に入るのでは?うぇぇぇ、大滝の高巻き道が順番待ちになったりして。
ん〜、なんなんだろなぁ、この赤木沢の人気は、とか思いながら歩いておったわけであるよ。
良い天気で気持ちよし |
太郎に着いて情勢を伺うに、薬師沢の予約は40ほどで思ったほどではない。じゃあ、あの車の列はなんなんだろ。
ま、一応100超えの覚悟だけはして薬師沢へ。
それにしても、この太郎〜薬師沢の下りは苦手である。なんでだろ、いっつも2時間かかるのである。第三ベンチで20分ほど休んでいる時間も含んでいるので、歩行時間は1時間半ほどなのだが、20分休まないと続かないくらい苦手である。毎回登りより下りの方が時間かかってるもんな。
なんだよ、このちょろちょろの水量は・・・ |
途中で雨が降ってきたし、この日は小屋に入るなり手伝いに入ったので、川の様子はあまり見てなかった。
なのでこの上の写真は翌日に撮ったものなのだが・・・
なんだよ、この水量の少なさは?もうすぐ涸れるんじゃないか??薬師沢なんて足を濡らさずに飛び石で渡れるじゃないか。
今年はほんとに雨が降ってなくてこの水量になっちゃったんだとか。水垢もたっぷり付いちゃってなんだか流れが汚く見えてしまうのが悲しい・・
それはともかく、小屋に着いたらもちろん大歓待である。地獄に仏のようなありがたがれようじゃ。
そりゃそうだ、スタッフは3人しかいないんである。これで100人来たら討ち死にだろうな。
厨房の仕事風景 |
さて、薬師沢にはもう1人、居候が入っていた。高校生のりょーたろーである。高校生のくせに9月の連休に山に入るようになっちゃ、まあ堅気に戻るのは難しいなぁ。
このりょーたろー、某著名登山家(ガイド・写真家)の息子なんだそうで、血は争えないんだね。
でさ。りょーたろーだが、太郎やここの女性陣(ここには景子ちゃんしかいないが)に、たいへんな可愛がられようなんである。えらく可愛がられているのはfacebookの書き込みで判っていたが、実際会って納得した。確かに可愛いわ。
なんつーか、このオボコさ、1つしか違わないうちの長男には既にないオボコさだな・・・
いや〜、俺も初めてこの界隈の山小屋にバイトで来たのは高校1年の時だったのだが、こんなに可愛がられた記憶はないぞ??もしかして生意気だったからか?でもさ、まだ童貞だったしそれなりにオボコかったはずなんだが。違う?
なんせ太郎小屋50周年の式典で会った当時のお姉さんに、「あの生意気な高校生か〜」と言われたもんね。
そうかー。生意気だとお姉さんに可愛がってもらえないのか〜。そんな人生の教訓をこの歳になって得てどうする。
でもなんだか、すっごく人生を損していたような気分になったわ。
ま、オボコさで可愛がられるのも、もう1〜2年だからね。もうちょっと経つとびっくりするくらいオッサンになるのさ。
景子ちゃんが、「え〜?りょーたろーもこんなにお腹が出ちゃうの〜?」と嘆いていたが、いや、腹はまた別の話だからさ。
・・・・もしかして、俺、嫉妬してたのかな?
こんなシーン、俺の人生にはなかったもんな・・・
・・・この話、きりがないので次に進む。
結局この日の宿泊者は100人いかなかったのだ。これで今シーズン、薬師沢小屋は100人越えはないシーズンになるのがほぼ確定的となった。
ただ、トータルの宿泊者数はかなり良い数字になりそうなんだとか。つまり、ピークがない替わりにコンスタントに人が来ていた、ということか。
まあその方が楽なのかも知れないが、そうなると9月にスタッフが少なくなってしまうのが辛くなってくるよね。9月に短期バイトはなかなか確保できないだろうから、ますます居候の存在が重要に?
まあ良いけどね。ヒマと体があればいくらでも手伝いに来るけど。
話は変わるが、実はこの3連休、私は17日の月曜日が出勤日だったのである。午後からなんだけど。
なので当初は1泊で下山するつもりだった。
しかーし!
なんと大山さんが高天原の小屋に遊びに来ていて、翌日太郎に移動する予定だという情報を得てしまった。
大山さんは私がオボコい高校生の頃(そこ、石を投げないでください)、初めて高天原山荘で1ヶ月の短期バイトをしていた時の高天原山荘の小屋番だった人である。もちろん薬師沢で3シーズンバイトしていた時も高天の小屋番だったので、オボコくなくなってしまってからも高天には行っていたのだけど、そのうち小屋番を辞めてしまったので、もうかれこれ20年以上会ってない。
これは会わずに帰るなんてことはあり得ないでしょー。
ということは薬師沢は昼頃の通過になるわけで、大山さん達に会ってから帰るとなると、やってやれないことはないが太郎通過〜下山が午後遅くになってしまう。
このところ真夏みたいな天気で午後は高確率で雷雨が来ているので、午後遅い時間帯の行動はイヤである。
つまり、この時点でもう1泊して17日の朝一番で下山、という計画変更が決定したわけである。
さて、この晩はみんなで飲んだくれて(12時近くまで飲んでた)抜群に綺麗な星空を見て寝たのであった。
翌16日。
りょーたろーは高天に行くんだそうだ。高校生なので18日は普通に登校だろうから、17日に高天から一発下山するのだろうと思っていたら、「今日は太郎泊まりです」なんだって。
へ?太郎泊まり?今から高天に行くのに?
つまり薬師沢〜高天原〜薬師沢〜太郎という、もう考えただけでげっそりしそうな行動予定。高天で風呂に入ってから太郎まで歩くという、考えただけで湯あたりで気持ち悪くなりそうな予定である。若いって憎いわ・・・
一同、それを聞いたときは口をあんぐり開けるしかなかった。しかもジャージにズックである。どこかで「山をナメるな!」と怒られたら面白いな、なんて考えながらお見送り。
さて、あとは大山さんの通過を待つだけである。部屋掃除も終え、小屋前のテラスでマンガを読みながら大山さん達を待つ。
すると昼頃になって、雲の平への登り口に怪しげな集団が。一番後ろのおじさんは長靴を履いてるぞ?こりゃ間違いあるまい。長靴を履いて北アルプスを歩くのは山小屋関係者以外にはあり得ないもん。
先頭のおばさんが吊り橋を渡ってきた。この吊り橋を渡るほとんどの登山者はおっかなびっくりソロソロと渡ってくるのだが、このおばさんはよそ見しながらスタスタ渡ってくるぞ。これは・・・
ピン子さんだー!!
じっとピン子さんを凝視していたら(一瞬なんなんだと思ったろうけど)、ピン子さんも俺を凝視して5秒。はっと気づいたように、「あんた、良?」と。
よかった〜、覚えててくれたよ〜。生意気な高校生で良かった!
ま、ピン子さんは生意気でなくてもたいていのバイトは覚えてる人なんだけどね。
ピン子さん、俺を見て「あんた、その・・」と何か言いたそうだったが(勝手に補足すると、「あんた、その腹・・」と言いたかったに違いない)、「そうね。あんたももうオッサンだもんね、仕方ないよね」って自己完結してくれた。優しいよぉ〜。
居候中にふらりと高天原に立ち寄って、大山さんに、「まだ今の時間やったら薬師沢まで行けるやろ」と追い出されかけた俺を、「いいからここに泊まりなさい」と助け船を出してくれたピン子さんだよぉ〜。
とピン子さんの言葉に感涙にむせんでいるところに、いよいよ大山さんが吊り橋を渡ってきた。大山さんの第一声はいかに??
実は大山さんの第一声は、「なんや、その腹は〜」だとかなり確信を持って予想していた。この予想は当たるのか?
大山さんはしばらく俺と気づかなかった。そりゃあ激変してるしな〜。
ピン子さんが「あんた、良だよ」と大山さんに言って、大山さんが俺を見つめること5秒。突然大山さんが笑い崩れた。
「なんや池上〜、太りすぎやろ〜」
ん〜、微妙に違うが、まあ当たりとしてよかろう。
よく考えてみれば、腹に拘りすぎたのは失敗だった。中島さんの奥さんに会う度に「なに〜、その腹〜」と言われていたのが影響してしまったな。
しかしその口調はまさしく想像したとおり。大筋で大当たりじゃ!
いやもうこれだけで下山を1日延ばした甲斐があったわ。狂喜乱舞。
「池上は太郎に行かないんか」
「僕、居候で太郎に泊まったことなんてほとんどないですよ」
「だからお前はダメなんじゃ〜」
なんてやりとりも懐かしい。大山節健在である。
ところで昔のバイトといえば、西さんも来ていて今別行動中なんだそうだ。もうすぐ薬師沢を通過するはずだと。
「西君て覚えてるか?」と聞かれたが、覚えてますよ〜。1〜2回しか会ったことないけど、なんせあのビールボッカ事件の共犯者の1人ですから。
ビールボッカ事件の話をしたら大山さん、ちゃんと覚えていて昨日の高天原でもその話題が出たらしい。そうか、昨日は西さん、大山さんにさんざイジられたな?
昼食を小屋で食べて大山さん達は太郎へ出発していったが、そうか、後から西さんが来るのか。
大山さん達を見送ったら午後から赤木沢出合あたりまで散歩に出かけようかと思っていたけど、西さんが通過するまでは行けないな。
それはそうと、大山さん達が出発するとき、小屋のスタッフ総出で記念写真を撮ったのだけど、その時俺のカメラも出したつもりでいたのだけど、後で画像チェックしたらなかった。ありゃ、浮かれすぎていたか。
というわけで、大山さんのブログを引用しとこ。
で、その西さんだけど、なかなか来ないんである。
そのうち眠くなってきて昼寝してしまったのだけど、起きたら4時近かった。あれ〜、もう通過しちゃったのかな〜。
でも、居候が黙って小屋を通過するわけがないのでもうすぐ来るはずと思っていたら、4時過ぎに小屋に到着した。まだこれから太郎まで行くとは。
正直、登山道ですれ違っても多分判らない。それくらい年月が経っているんである。
でも、まじまじ見ると西さんだわ。おっさんになったけど、まあ俺ほど激変したわけでもないし。
ビールボッカ事件がなければ、こんなにお互いに覚えていることもなかったかもね。悪いこともしておくもんだね。
そうこうしているうちに、りょーたろーが高天から帰ってきて太郎に向かって通過していった。
・・・どいつもこいつも元気じゃのぅ。
この日はやまちゃんが入ってきた。
ただし、今回のやまちゃんは女性ばかり4人を連れてきていて、明日赤木沢を案内するらしい。
なので仕事を手伝わせるわけにもいかず、夕食やその後の宴会でも合流しきれなかった。ただ、やまちゃんパーティーの女の子が1人、こちらの宴会に合流してきて午前様寸前まで一緒に飲んでたな。
そうそう、常連のOさん達も来ていて、この日の薬師沢小屋はさながら宴会小屋だった。2テーブルでの宴会なんて久しぶり。
さて翌17日。午後から仕事なので朝一番で下山しなければ。
早朝出発なので、食事は客食と同時の5時半である。こんな時間に飯食うのは初めてだよ。ちなみに薬師沢小屋でお客さんと一緒に食事をするのも初めての経験で新鮮なのだ。ま、客食といっても、やまちゃんパーティーと同じテーブルだったので、あまり新鮮味はなかったのだが。
食事が済めばトイレで朝のお勤めをしなければ。あああ、混んでいる。当たり前か。
いつもお客さんがみんな出て行ってしまってからお勤めしてるからなぁ。混んでるトイレも新鮮というか。
荷物を作って小屋の外に出ると、やまちゃんパーティーも装備を整えて出発準備をしているところだった。
ぢゃ、見送ってから俺も出るか。
やまちゃんの赤木沢パーティーに混じって写真に納まってみる |
というわけで、やまちゃんパーティーの記念写真に何気なく入ってみた。
これだけの初心者を連れて行くとは、やまちゃんも面倒見が良いというか。
やまちゃんたちが赤木沢に出発するのを見送ってみる |
天気は良いけど、この水量の少なさはなんなんだ、って感じである。大滝なんてしょんべんみたいな滝になっているのでは・・・
ま、やまちゃんも出発したし、俺もさっさと下山しよ。景子ちゃんや小屋のスタッフも、いつまでもお見送りモードでは朝食も食べられずに気の毒だし。
おおお、やっぱり早朝は涼しいなぁ。それに斜めからの光で来や自分の影が長いのが新鮮である。こんな時間帯に行動したことなんてほとんどないものな。
涼しいのでペースも上がる。太郎まで1時間半ジャストである。なかなかやるやんか>俺。
大山さん達はまだ出発してないかな、と思っていたのだが、太郎に着いて帳場に顔を出すと大山さん達が出た直後だと言う。
そうか、飛ばせば追いつくかな。
心臓破りの下のベンチで大山さんパーティーに追いついた。
追いついたときのピン子さんの一言。
「へぇ〜、そんなお腹でもちゃんと歩けるんだね〜」
そうだよ〜。これで腹が引っ込めば、りょーたろー並に歩けるかもよ。
で、パーティーの2人が広島から来ているそうで、西さんの車に便乗して七倉に車を回収しに行く大山さん達とは別行動になるらしい。それでその2人の足がないまま降りてきているので、富山市内まで乗っけてくれないかと言うので、まだ仕事には十分間に合いそうだし問題なくokする。
すると、「じゃあさっさと下山しなきゃ」ということになって下り始めたのだが、速ぇよ、そのペース。60前後のジジババパーティーのスピードじゃねーよ。
三角点から折立まで50分だもん。
まあ、烏帽子から水晶を越えて温泉沢から高天原を1日で、しかも高天原到着が午後4時というパーティーだからな。ただの中高年グループとはひと味違うわ。
下りながら大山さんといろんな話をしていた。ここには書けない内輪話ばかりだったけど。
「最近の赤木沢、すごい人気らしいなぁ」
「はぁ。この3連休で40パーティーくらい入ったんじゃないですか?」
「そんなにええか?赤木沢」
「まあ、綺麗な沢ですもんね」
「そこまでのもんやないやろ〜」
という会話があって、ふと思ったのだけど、最近赤木沢に行きたいとあまり思わなくなったな。初めて赤木沢に行ってから10年くらいは毎年3回くらい行っていたような気がするけど、最近は7年前に行ったのが最後か。
「最近、ちっとも会いに来てくれないのね。私のことなんて飽きたってわけ?」
「いや、決してそういうわけじゃないんだけど。だって君は綺麗だよ」
「いつも綺麗キレイってそれしか言わないの?他に何か言うことはないの?」
「(少し考えて)・・・ん〜、誰でも簡単にヤラせてくれるところとか」
・・・あかん。これ以上書いたらバチが当たる。以下自粛。
でもまあつまりはそういうことなんだよな。赤木沢くらい綺麗な沢、あるいは赤木沢よりもっと綺麗な沢はいくらもあるんだけど、そんな沢で赤木沢ほど簡単な沢はないんだよな。だから異常なほどたくさんの人が入る沢になってしまったのか。
16日は薬師沢小屋に宿泊した人だけで12パーティーが赤木沢に入ったそうだ。薬師峠で幕営していたパーティーや闇テンのパーティーも含めると、20パーティーは赤木沢に入ったのではないか。1日に20パーティーなんて丹沢や比良の沢でもそうは入らないぞ。
まあ最近、あまりに赤木沢の人気が高いので、「ふん、赤木沢なんて綺麗なだけの沢じゃないか」と斜に構えているところはあるのだけど。
むろん、赤木沢に行った人の感動を否定する気はさらさらないのだけど、これで「沢を知った」という気になってしまうと、それはちょっと違うかなと。
一般登山道を歩くハイキングと赤木沢の間には深くて大きな溝があるのは確かだけど、赤木沢と他の"まともな"沢登りとの間にも、同じくらいの溝があるんだけどね。ここまで「綺麗なだけ」の沢も珍しいからな。他の普通の沢は、綺麗な沢にはそれに付随する「ヤバさ」があるもんだ。
なので、赤木沢が沢登り初体験という人がこの先どこに向かうのか、ちょっとだけ心配だったりする。
ま、それはともかく、次週は御嶽。
御嶽でも懐かしい人に会える予定なんである。